くまのムル はじめてゆきをみる

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くまのムル はじめてゆきをみる

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  • サイズ B5判/ページ数 40p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784416919095
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

北国のくまたちは、秋から巣穴に入って冬眠します。
けれども、くまのムルは、ほかの仲間たちのように眠ることができません。
眠りたくないのです。
真冬の、長くてたいくつな暗い巣穴から思い切って飛び出すムル。
初めて触れる真っ白な雪、空に輝く星たち。
ほかのくまたちとは違う行動をとったからこそ、出会える自然があるのです。

この物語は、仲間と同調できずにひとりでも、新たな発見や楽しみが生まれていくという、メッセージが込められています。
本書は、フィンランドの人気絵本作家により出版され、12か国語以上に翻訳されている「くまの絵本」です。

内容説明

くまのムルは、ほかの仲間たちのように冬眠できません。眠りたくないのです。真冬に巣穴から思い切って外に飛び出してみると、初めて雪にふれることができました。ムルは、仲間と同じではなくても、孤独ではありません。なぜなら、みんなが知らない発見や楽しみに出会えるからです。

著者等紹介

ハッポネン,カイサ[ハッポネン,カイサ] [Happonen,Kaisa]
ユヴァスキュラ大学修士(演劇とコミュニケーション)。図書館では子どもの演劇を企画し、読み聞かせなども活発に行う。テレビの司会者としてもフィンランドの子どもたちにはおなじみの存在

ヴァスコ,アンネ[ヴァスコ,アンネ] [Vasko,Anne]
ヘルシンキ芸術デザイン大学修士(ファッションとテキスタイル)。絵本作家、イラストレーターとして活躍する。カイサ・ハッポネンとの共作「ムル」シリーズは世界各国の言語に訳されている。『ぼくって王さま』は2011年ルドルフ・コイブ賞受賞

中井靖子[ナカイヤスコ]
大阪大学修士(日本語・日本文化)。皇室と王室の交流を描いた曲「PlaNin」(日タイ交流130周年記念作品/日タイ合作)の日本語詞を翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはなし会 芽ぶっく 

18
みんなが眠る冬。くまにとって冬眠は当たり前でしょうが、くまのムルは眠れません。眠れなくて眠れなくて、とうとう外に出てしまい、そこで初めての雪をみます…。みんながするから、と同じように考えず自分の意思で行動するのは勇気のいることです。それがムルのようにステキなものの発見につながるかも?そんなくま(人間)がいたっていいよね。2020/11/17

遠い日

11
フィンランド発。みんなとは違う、くまのムル。絶対眠りたくないムルがとった行動の先にあった感動。こんな子がいてもいい。自分のしたいことを思い切ってやってみる。そこから始まることが、ある。2020/03/08

llll'

0
.2021/07/21

yuzu

0
5.92020/07/21

あおっき~

0
翻訳者の方のお父さまと、今年の3月末迄、仕事でご一緒していた関係で、職場の同僚から教えてもらって読みました。 お洒落かつ大胆な絵柄が安定の北欧デザイン。主人公ムルも可愛らしかったです。 「みんなと同じ」で無難に歩む事を否定せず、「みんなと違う」「これやってみたい!」を選べば、いつもとは違った楽しさ、幸せに出会える事を気付かせてくれる、素敵なお話でした。小さい読者のみなさんに、もっと伝わって欲しいな。2020/06/14

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