出版社内容情報
独創的なテーブルコーディネートと、和洋中、エスニック料理を得意とする著者のスタイリング&レシピ集。
四季折々のテーブルコーディネートと、ワインと相性の良いおもてなし料理をご紹介します。
(著者前書きより)
「おもてなし」とは何でしょうか?
それは、人を心地良くさせることだと私は思っています。
誰かの喜ぶ顔が見たくて、誰かの驚きの声が聞きたくて…。
そうした想いから私のテーブルコーディネートは始まります。
心が安らぎ、歓び、素敵な時間を過ごしていただけるよう、
ゲストの笑顔を想像しながら一つのシーンを創造していくのです。
テーブルコーディネート(英語では「テーブルセッティング」と言います)というと、
高価な食器を並べたテーブルで、日々の生活とはかけ離れたものを
想像されるかもしれませんが、それはまったくの誤解です。
大切な方々が集い、食を通して会話を楽しみ、
お互いの理解を深める場を演出するのがテーブルコーディネートです。
美味しい料理、きれいなお花、小物、空気、光──。
これらは「おもてなしの心」をデザインし、
一つのシーンをエレガントに演出するための大切な要素です。
さらに、心地良いテーブルには目に見えないものがあふれています。
言葉や空気、素敵なアイデアなどがエネルギーとなることで、
新しい出会い、素晴らしい時間や会話が生まれていきます。
あなただったらどんなシーンをデザインしますか?
心を込めた時間と空間──「時空」を創り出すことができたなら、
そこにはきっと素晴らしい感動と
心と心のコミュニケーションが待っています。
自然を想う心を大切に、時の流れに敏感になってみましょう。
光、風、植物など、季節の移ろいをしっかり体の中に吸い込んで、
さあ、ご一緒にコーディネートをしていきましょう。
■目次
Chapter1 春のおもてなし
・お花見の懐石
・母の日のガーデンランチ
・友人たちとのハイティー
Chapter2 夏のおもてなし
・初夏のイタリアンディナー
・シャンパン片手にフィンガーフードパーティー
・真夏のエスニックのテーブル
Chapter3 秋のおもてなし
・秋の豊穣を祝う懐石
・秋の夜長のワインディナー
・ハロウィーンの中華テーブル
Chapter4 冬のおもてなし
・聖夜のクリスマスパーティー
・門出を祝う成人の日のパーティー
・大切な人へ贈るバレンタインデー
Column
テーブルギャラリー
美味しい紅茶の淹れ方
掲載ワインリスト
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目次
1 春のおもてなし(お花見の懐石;母の日のガーデンランチ ほか)
2 夏のおもてなし(初夏のイタリアンディナー;シャンパン片手にフィンガーフードパーティー ほか)
3 秋のおもてなし(秋の豊穣を祝う懐石;秋の夜長のワインディナー ほか)
4 冬のおもてなし(聖夜のクリスマスパーティー;門出を祝う成人の日のパーティー ほか)
著者等紹介
岩崎久美[イワサキクミ]
トータルテーブルコーディネーター。東京都出身。イル・ブルーシュル・ラ・セーヌ、懐石 龍雲庵、懐石 辻留などで料理、お菓子作りを学ぶ。「人が心地良く過ごせる空間」をテーマに和洋折衷のコーディネートを提案している。ワインエキスパート、紅茶マイスター、紅茶アドバイザーの資格をもち、料理とワインのマリアージュが得意。東京ドーム「テーブルウェア・フェスティバル」に2度入選(2001、2002年)。婦人画報社主催の「秋の日のお茶会大賞」で「藤野真紀子賞」受賞(2000年)、「私の茶遊び大賞」入選(2002年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。