出版社内容情報
京都の老舗木版画工房の職人による
温かみのある年賀状図案とテクニックを掲載!
かつては定番だったけれど、若い人にはなじみの薄い木版画の年賀状。
手彫りのラインや絵の具のかすれなどが味わい深く、パソコンで作る年賀状が主流な今だからこそ、
年の初めのあいさつとして喜ばれています。
本書は性別問わず、幅広い年齢層が楽しめる、干支や縁起物モチーフなど100図案を収録した作例集です。
初心者でも始めやすいよう、必要な道具や基本的なテクニック、図案を組み合わせるコツなどもわかりやすく解説しています。
年賀状以外にも、お年玉袋やのしに応用する方法も掲載。
工夫次第でさまざまなシーンで活用できる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mawaji
8
中学生の頃から年賀状は木版画で作っていましたが、10年くらい前からは手軽さと取っつきやすさで消しゴムはんこにしていました。それも、20枚くらい刷ってよくできたのをスキャンしてあとはプリントするという手抜きぶり…。この本もデザインの参考にと購入しましたが、木版画の基本から読み始めてみたらかなり本格的でその奥深さに感銘を受け、納戸の奥から木版画セットを引っ張り出して来たら未使用のB5版くらいの版木が出てきたので今年は木版画に再挑戦。シンプルなのを選んでみよう。図案集もオシャレで、眺めているだけでも楽しめます。2019/12/12