MATSUMOTO

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MATSUMOTO

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  • サイズ B5判/ページ数 200p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784416716700
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

日本犯罪史上最悪の凶悪事件を題材にしたフランス人の手によるバンド・デシネ作品。実在した宗教団体の陰謀をめぐる恐るべき物語。日本のマンガ界が真剣に対峙することを避け続けた「日本犯罪史上最悪の凶悪事件」を、
フランス人の作家がバンド・デシネ作品として描き出した!
事実に着想を得、かつて実在した宗教団体のテロ事件をめぐる真実の物語、その衝撃の問題作が遂に邦訳化!

1994年、日本の小都市松本。
物語の登場人物のひとりである宗教団体の教祖は、30以上の会社を束ねるコンソーシアム代表をも兼ねていた。
しかし、信者たちにとって、彼はヒンドゥー教の神シヴァの生まれ変わりであった。
だが、宗教に名を借りた彼の組織の真の目的は、「ハルマゲドン」を引き起こし、
日本政府を転覆させることであり、組織の実行部隊を指揮する指揮官は、
松本で致死性の神経性ガス兵器の開発を極秘に進めていた。
しかし、松本は彼らの計画の第一歩にしか過ぎなかった。
1年後の1995年3月20日――後に「地下鉄サリン事件」として世に知れわたることになる恐るべき計画。
それは、第二次世界大戦後、日本で起きた犯罪史上、最大最悪のテロ事件として現実のものとなる!
『テラ・アウストラリス(南方大陸)』(Terra Australis)の作者LF・ボレとフィリップ・ニクルーが手を組んで贈る、
想像を絶する事件の真実を後世に伝え、理解のための手がかりを与えてくれる、驚愕のバンド・デシネ作品、迫真のオールカラーで登場!


【巻末特別対談LF・ボレ×切通理作】
巨大な悲劇、サリン事件とは何だったのか!――事件から20数年。
今なお混沌として、さらなる悲劇を繰り返し続ける現代社会への黙示録と化したこの事件の虚実を、気鋭の評論家、切通理作と『MATSUMOTO』原作者、LF・ボレが徹底解明するスペシャルインタビュー&解説を特別収録!

【切通理作プロフィール】
1964年東京都生まれ。文化批評。著書『お前がセカイを殺したいなら』など、映画、コミック、音楽、文学、社会問題とジャンルをクロスオーバーした批評で注目される。
『宮崎駿の<世界>』でサントリー学芸賞受賞。映画雑誌、文芸誌、新聞など幅広いメディアで時評・書評・コラムを執筆している。

LF・ボレ[エルエフ ボレ]
著・文・その他

フィリップ・ニクルー[フィリップ ニクルー]
イラスト

原 正人[ハラ マサト]
翻訳

内容説明

暴力と祈り。今、世界には過激派組織ISILによる戦争、頻発する無差別テロと、死と神話的暴力が広がり続ける。20数年前のこの事件とは、混沌と破壊的暴力の21世紀に対しての黙示録だったのか!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

37
オウム松本サリン事件バンドデシネ(仏グラフィックノベル)。松本城が象徴的で欧的視線、教祖本名も掛ける。誰もが軽視し予兆多かったのに入信若者ら放置、第一通報者の冤罪…刊行間も無く仏同時多発テロ、何処何時でもの恐怖。松本の萌芽看過が原点と四半世紀仏から警告(仏も地下鉄発達し親日家多く大変関心)。忘れがちな後遺症の悲惨に震撼。地下鉄で春樹ダンス3読む乗客。アンダーグラウンド参考文献。著者インタ切通理作、教団への同時代共感吐露できる潔さ凄い頰被りもいる。今年の出家シリア正男に…忘れた頃蘇る悪夢、書き語る大切さ実感2017/04/14

ぐうぐう

37
タイトルにはふたつの意味がある。教団の教祖の名と、松本城だ。バンド・デシネ『MATSUMOTO』は、オウム真理教によるテロを描いているが、地下鉄サリン事件ではなく、松本サリン事件を取り上げている。最初のサリン事件を、犠牲者側、教団側、捜査側と多視点で描く中で、なぜこの悲劇が起きたのか、なぜここで止めることができずに地下鉄サリン事件が起こったのか、といった疑問が作者に強い憤りとして湧き上がっている。(つづく)2017/04/07

くさてる

30
フランスのグラフィックのベル。私は松本サリン事件、あのオウム真理教事件をリアルタイムで見守った世代だけど、この一冊は寒気がした。サリンの恐ろしさ以上にカルト宗教のなんとも表現しがたい閉鎖的な空気と押しつぶされそうな狂信の雰囲気が、サリンの犠牲となる普通の人々の生活と地続きであることが恐ろしかった。これはあくまでフィクションではあるけれど、カルトの持つ狂気はノンフィクションとして伝わる作品だと思いました。2017/05/10

たまきら

28
(HOLY, FUCK!)95年のあの日、通訳の仕事で横浜に着いて号外を読んだ時、最初に思ったことだった。「テロだ!」が2つ目だった。そして、その後の狂気のような報道。世紀末と言う事もあったのだろうか、尊師という言葉を毎日どこかで聞く異様な毎日だったーヨガをしていると嫌な目で見られるとこぼした友人もいた(まあ、マンガのような政治家が世界中で闊歩する今の方が異常な気もするが)。このマンガを読んであの空気が思い出された。…信者による内部告発文って実在したの?そして本当に…?欧州人による衝撃の一冊です。秀逸。2018/08/31

りー

27
外部からの視点でオウム真理教を描いた作品になるかと期待していたが、報道記事なんかから情報を抜粋して描き上げた様な、なんとも味気なく深みもない作品になってしまっている。まあ生粋の日本人がビンラディンについて調べてマンガを描いてもきっとこんな感じになってしまうんだろうな。ただ描写の迫力はなかなかのもので、もっと長編ドキュメンタリーマンガとして描かれていたならきっと僕の感想ももっと好意的なものになっていただろうと思う。惜しい、とにかく惜しい。2017/03/05

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