目次
1章 漆芸の技と美(北村昭斎;大西勲 ほか)
2章 日本の漆芸と産地(津軽塗;浄法寺塗 ほか)
3章 漆芸の新しいかたち(赤木明登;桐本泰一 ほか)
4章 漆芸の基礎知識(漆芸を知ろう;漆芸とつきあう)
著者等紹介
小林真理[コバヤシマリ]
1985年企画制作会社(株)スタルカ設立、主宰。アートディレクター、画家、美術ジャーナリスト。「画家の装幀」「うるしのうつわ」などのテーマで新聞連載や執筆、講演活動を続けている。日本図書設計家協会会長・代表理事
梶原祥造[カジワラショウゾウ]
1985年日本写真工房入社。写真家・藤岡達雅氏に師事。2005年(株)スタルカに入社。手仕事をテーマにした伝統工芸品や職人の撮影が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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参謀
1
海外では日本のことをジャパンと呼ぶが、「漆」の意であるらしい。(中国はチャイナで「陶磁器」)正倉院にも漆品があるが、出土ではなく伝世品というのも貴重。長野オリンピックが漆メダルなも知らなかった…漆芸にも色々な技法があり、人間国宝から超絶技巧、シンプルな塗りだけと産地の漆芸などを紹介。金沢もいいが、京都のは気品が溢れる。喜多方では給食で使用され、コーヒーカップや絵が浮かび上がるグラスなど新しい形もあるようだ。実用性だけの安価な食器しか使わなくなっているが、こうした一級品を手元に置くのもいいなと思った次第。2023/04/06
numainu
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評価D2024/05/18