出版社内容情報
最新の観測でわかった宇宙の姿を知ることができる「宇宙の図鑑」。宇宙の始まり、宇宙の大きさから、太陽系の姿、太陽系外の宇宙の天体やブラックホール、また、現在考えられている宇宙の構造まで、豊富なイラストと写真で紹介したビジュアルな図鑑です。
地球・月・太陽系の惑星や小惑星、彗星などの天体、太陽系外の惑星、星雲・星団、星誕生の現場、太陽系外の銀河など、宇宙の天体の現在わかっている姿を詳しく紹介。
また、宇宙の大きさ、年齢、大規模構造、重力波、ビッグバン宇宙とインフレーション宇宙など、いま、宇宙はどのような姿としてとらえられているのか、ジェームズ・ウェッブ望遠鏡の観測成果を含む最新の知見をもとにわかりやすく紹介します。宇宙に興味のあるすべての人におすすめの一冊です。
■目次
●書き換えられた太陽系:
太陽系総覧/太陽系の誕生/太陽系惑星の形成と混乱/太陽・太陽系エネルギーの源/しゃく熱の水星/厚い大気におおわれた金星/新しい地球と月/赤い惑星・火星/小惑星の素顔/巨大惑星・木星/神秘の土星/天王星と海王星/冥王星と外部太陽系天体/彗星とオールトの雲…ほか
●太陽系外惑星の探査―地球外生命は存在するのか:
ぞくぞく発見される系外惑星/円盤を持つ星/ホットジュピター/スーパーアース/プロキシマ星系/ハピタブルゾーン/ドレイク方程式/バーナード星/トラピスト1/太陽系外からやってきた天体・オウムアムア…ほか
●星の一生と銀河天体―ここまで詳細がわかってきた:
銀河系の天体/恒星の一生/星のゆりかご分子雲/星の誕生/オリオン大星雲/エータ・カリーナ星雲/褐色矮星/恒星/連星/超巨星/連星/新星/原始惑星状星雲/白色矮星/超新星爆発/中性子星とパルサー/恒星質量ブラックホール…ほか
●私たちの銀河系―直径10万光年の棒渦巻銀河:
銀河系の外観/銀河系中心/球状星団とハロー/マゼラン銀河と矮小銀河/銀河系の判銀河/マゼラニック・ストリーム…ほか
●ダークマターが支配する銀河と遠方の宇宙:
銀河の世界と宇宙/銀河の分類/局部銀河群/さまざまな銀河/渦巻銀河/相互作用する銀河/M87の超大質量ブラックホール/クエーサーの正体/ガンマ線バースト/銀河群と銀河団/宇宙の大規模構造/重力レンズとダークマター/アインシュタイン・リング/遠方の宇宙/最初の星の輝き/コズミック・ウェッブ/JWSTの観測とΛ-CDMモデル/宇宙の果て…ほか
●ダークエネルギーが運命をにぎる宇宙誕生~宇宙の終焉:
ビッグバン宇宙の発見/ビッグバン問題を解決したインフレーション宇宙論/加速度膨張の発見/宇宙背景放射とインフレーション/ダークマターを探せ/宇宙を支配するダークエネルギー/宇宙論を支える「相対性理論」/宇宙論を支える「量子力学」/超ひも(弦)理論への期待/ブレーンと並行宇宙/次元と時間/宇宙を探る最前線/ヒッグス粒子とヒッグスメカニズム…ほか
●索引
内容説明
最新の観測データによる「宇宙の姿」をビジュアルに紹介。宇宙の始まり、大きさ、年齢、最新の知見に基づくデータを掲載。ビッグバン、ブラックホール、太陽系外惑星、いま話題のテーマがわかる。
目次
書き換えられた太陽系
地球外生命体は存在するのか 太陽系外惑星の探査
ここまで詳細がわかってきた星の一生と銀河天体
直径10万光年の棒渦巻銀河 私たちの銀河系
ダークマターが支配する銀河と遠方の宇宙
ダークエネルギーが運命をにぎる 宇宙誕生~宇宙の終焉
著者等紹介
沼澤茂美[ヌマザワシゲミ]
新潟県神林村の美しい星空の下で過ごし、小学校の頃から天文に興味を持つ。上京して建築設計を学び、建築設計会社を経てプラネタリウム館で番組制作を行う。1984年、日本プラネタリウムラボラトリーを設立する。天文イラスト・天体写真の仕事を中心に、執筆。NHKの天文科学番組の制作や海外取材、ハリウッド映画のイメージポスターを手がけるなど広範囲に活躍
脇屋奈々代[ワキヤナナヨ]
新潟県長岡市に生まれ、幼い頃から天文に興味を持つ。大学で天文学を学び、のちにプラネタリウムの職に就き、解説や番組制作に携わりながら太陽黒点の観測を長年行ってきた。1985年、日本プラネタリウムラボラトリーに参入して、プラネタリウム番組シナリオ、書籍の執筆、翻訳などの仕事を中心に、NHK科学宇宙番組の監修などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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