マンガでわかる日本料理の常識―日本の食文化の原点となぜ?がひと目でわかる

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マンガでわかる日本料理の常識―日本の食文化の原点となぜ?がひと目でわかる

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416520864
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C2077

出版社内容情報

麹菌は世界最古のバイオ? 口づけ器は日本だけ? 台所の語源は?
日本の自然・風土や民俗、科学、歴史の視点で、食文化の原点から日本料理をひもとき、なぜ? という疑問にマンガやイラストも交えて解説します。
日本料理に関わる人、根拠や背景を知りたい人、日本の食文化について知りたい人、必見の書籍です。

いま、世界中で日本料理が注目されています。
そうした状況に対し、日本料理人、そして私たち日本人は、日本料理の歴史や文化について十分に知っているといえるでしょうか。

本書は、日本料理を、日本の風土や民俗、科学、歴史の視点から、ときに欧米との比較を交えて紹介します。
本を読むのが苦手という若い方たちでも楽しく読み進められるように、マンガやイラストを盛り込み、3人の登場人物(親方、親方の下で日本料理の修行をするフランス人・エマ、親方の孫で日本料理人志望の男子高校生・学)が案内する形式にしています。

1章では、まず、日本の風土が日本の食文化を決定づけたことに注目します。
アジアモンスーンに位置することが稲作を可能にしたこと。
雨量が多く山がちな国土だからきれいな水が豊富で、それが生食を可能にし、繊細なだしの文化を生んだこと。
そして森林資源に恵まれ漆があったことが、器を手に持って口づける食べ方が定着したこと。
四方を海で囲まれ、生で食べられる魚に恵まれたこと。
「神饌」や「包丁」の節では、神道や穢れといった日本人の精神性が食文化に色濃く影響していることを探ります。
「発酵」や「うま味」では、長らく肉食を禁忌してきた先人が、いかにおいしさを求めて工夫を重ね、20世紀初頭に「うま味」を発見したかを追います。

2章では、日本の饗応料理の歴史をたどります。
おかずや台所の語源、食前に「いただきます」と手を合わせる習慣、結婚式の三々九度や、食い切りの形など、現在の私たちの生活に残る痕跡から、各時代の料理の様式を学びます。

3章では、1章、2章で学んだ知識をもとに、いざ、実践!
監修者の長島博先生の手による会席料理を美しい写真とともに紹介。
会席料理をいただく際のポイントや器の基礎知識についても学びます。
続くマナー編では、料亭などへ行った際に役立つ部屋の造りの基礎知識や、食事をする際に間違いやすい事柄をクイズ形式で紹介します。

近年、気候変動や食糧問題、環境問題などさまざまな問題が叫ばれています。
エピローグでは、国連が2030年までの世界の目標として掲げた「持続可能な目標(SDGs)」に触れ、日本料理人をめざす若者たちへのメッセージで締めくくります。

本書が、日本料理人を目指す若い人たちが日本の食文化の伝承をになう一助となること、そして、すべての食べ手がよりよく食べるための一助となることを願っています。

■目次抜粋
第1章 日本料理を形づくる8つの柱
第2章 日本の饗応

内容説明

日本の自然・風土や民俗、科学、歴史の視点から解説。発酵、うま味が世界の料理を変える!?

目次

第1章 日本料理を形づくる8つの柱(米;水;木 ほか)
第2章 日本の饗応料理とすしの歴史(平安時代/大饗料理;鎌倉時代/精進料理;室町時代/本膳料理 ほか)
第3章 饗応の実践(会席料理の献立;先付;お椀 ほか)
エピローグ(和食が海外のシェフたちを魅了する理由)

著者等紹介

長島博[ナガシマヒロシ]
1946年横浜市生まれ。1990年築地本願寺「日本料理 紫水」取締役料理長、2009年専務取締役総料理長、2015年より東京エアーポートレストラン取締役総料理長(現職)。2003年「江戸の名工」、2008年「現代の名工」、2013年「黄綬褒章」、2015年「日本食普及親善大使」、2016年「クールジャパンアンバサダー」、2019年「旭日双光章」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。