出版社内容情報
池上 英洋[イケガミ ヒデヒロ]
監修
まつおかたかこ[マツオカタカコ]
イラスト
内容説明
総発行部数60億部ともいわれる、人類最大のベストセラー聖書。キリスト教の知識は、ヨーロッパを理解するのにかかせないものとわかっていても、急に読みはじめるのはハードルが高い…。そんなときには、昔の人々のまねをして絵画から始めてみましょう。識字率が低く、本も高価だった時代、人々は絵画を通して、イエスの教えを学び、体感しました。西洋絵画において一大ジャンルだったキリスト教絵画を知れば西洋絵画の歴史や人々の思いもわかり、絵画や聖書が身近なものになってきます。
目次
第1章 キリスト教絵画の変化とその時代
第2章 画家とキリスト教
第3章 旧約聖書の世界
第4章 新約聖書の世界1 イエスの物語
第5章 新約聖書の世界2 聖人の物語と黙示録、文学
第6章 新約聖書の世界3 聖像とテーマ
著者等紹介
池上英洋[イケガミヒデヒロ]
美術史家。東京造形大学教授。東京藝術大学修士課程修了後、イタリア・ボローニャ大学などでの在外研究、恵泉女学園大学准教授、國學院大學准教授を経て現職。専門はイタリアを中心とする西洋美術史・文化史。日本文藝協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
22
漫画とかかれていたけれど、ほぼほぼ文字と絵。それはそれで詳しく紹介されていたからありだけど、気楽に読みたかった私としては△。じっくり楽しむには良さそう。2020/10/24
夏
18
池上英洋さんの解説で、西洋絵画を観ながら聖書について学べる本。旧約聖書から新約聖書までの流れを順番にわかりやすく説明している。もともと聖書には詳しくないし、うろ覚えのものもあったので、この本で聖書のことを大まかにだけれど知ることができて面白かった。聖書をもとにして描かれている絵画は多い。日本ではあまりそう感じないけれど、ヨーロッパにいるとそれを実感する。この本を持ってヨーロッパの美術館に行けば、もっと一つ一つの絵を楽しめるだろうな。★★★★★2023/09/12
aisu
15
ストーリーマンガのようなものを読んで全体の流れを理解する…ではなくて、一つの項目に2〜4ページの解説。絵画の引用は豊富。1章が西洋絵画の歴史、2章が8人の画家紹介、3章旧約聖書、4章新約聖書・イエス、5章聖人など、6章テーマ別に紹介…って、詰め込み過ぎ…と思ってしまいました。大学の一般教養の教科書なのかな?知ってる〜なものもあれば、丁度いい復習になった部分もあり、へえ〜そうなんだ〜な部分もあり。2022/09/16
miho
15
【2021-119】【図】こちらも「マンガでわかる西洋絵画」シリーズ。同じようなものを立て続けに読んで飽きてしまい、こちらはサラッと目を通したのみ…気が向いたら再読します!2021/08/28
おおとろ
11
☆☆☆☆ 図柄が豊富で、とても読みやすかった。他のシリーズも読んでみたい。2020/08/01