出版社内容情報
フィールドに出て実際に昆虫の識別をするときに役立つ昆虫図鑑です。
掲載昆虫は約1100種の身近で見ることのできるものに厳選することで、使い勝手の良い便利な本になりました。
また、昆虫を識別する際の判断するための確認すべき特徴をわかりやすく指示しています。
本書の特徴は、昆虫の学術用語を知らなくても識別のポイントが理解できるという点です。
多くの昆虫図鑑に昆虫識別についての説明がありますが、学術用語を使った解説が多く、馴染むまでに時間を要します。
本書では識別のポイントを平易な言葉と写真を使い、わかりやすく説明しています。
特に初心者の方にはとってもおすすめの図鑑で、昆虫観察や旅行などに携行したくなるような本になっています。
内容説明
大型(5mm以上)で特別な探し方をしなくても身近な場所で見られる昆虫を中心に、珍しい昆虫で人気のある種についても取り上げ、約1300種を掲載。フィールドで撮影した写真をもとにポイントを図示し、幼虫の写真や生態とともに、昆虫の識別ポイントをわかりやすく説明。
目次
甲虫
チョウ・ガ
ハチ・アリ
ハエ・アブ・カ
トンボ
直翅目など
セミ・カメムシ
その他の昆虫
著者等紹介
海野和男[ウンノカズオ]
1947年、東京で生まれる。昆虫を中心とする自然写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。大学時代に撮影した「スジグロシロチョウの交尾拒否行動」の写真が雑誌に掲載され、それを契機に、フリーの写真家の道に進む。アジアやアメリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影。1990年から長野県小諸市にアトリエを構え、身近な自然を記録する。著書『昆虫の擬態』(平凡社)は1994年日本写真協会年度賞受賞。日本自然科学写真協会会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会などの会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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