認知症の人を愛すること―曖昧な喪失と悲しみに立ち向かうために

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認知症の人を愛すること―曖昧な喪失と悲しみに立ち向かうために

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  • サイズ A5判/ページ数 197p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784414414554
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3011

出版社内容情報

認知症の人を介護する人にとって相手を認識しなくなる状況は受け止めがたい苦痛をもたらす。介護する意味と日常の過ごし方を提言

誰のための本か
どういう意味で「認知症」という言葉を使っているのか
本書をなぜ書いているのか
本書の読み方

第1章 認知症がもたらす曖昧な喪失――失っていくことと生き続けることがいかに共存するか
 いない-いる
 半分愛する
 中間の立場を見つける
 目標を調整する

第2章 喪失と悲嘆が引き起こす複雑な問題
 複雑な喪失-複雑性悲嘆
 途中で嘆く

第3章 ストレスと対処と復元力(レジリエンス)
 様々な介護者
 対処し乗り切ることへの障壁

第4章 終結という神話
 終結という考えがどこから来たか
 終結せずに生きる
 曖昧な喪失と終結のなさが残したもの
 意味の断裂
 助けになるもの

第5章 心の家族
 親しい関係の必要性
 心の家族を初めて知る
 誰が心の家族か
 心の家族と決めるとき――共感の役割
 サムの場合

第6章 家族の儀式と祝い事と集い
 家族の儀式の基礎知識
 すべきでないこと
 成功した例

第7章 七つの指針――認知症と歩むために
 第一の指針――意味を見出す
 第二の指針――コントロールすることと受け入れることのバランスを取る
 第三の指針――アイデンティティの幅を広げる
 第四の指針――複雑な感情に対処する
 第五の指針――留めると同時に放す
 第六の指針――新しい夢と希望を描く
 第七の指針――自分を世話する時間を取る

第8章 美味なる曖昧
 曖昧さをより肯定的に見る必要がある理由とは
 曖昧さが今もこれからも美味ではないとき
 希望の兆し

第9章  ほどほどに良い関係
 自立という神話
 なぜ人は介護するのか
 否定的側面――「ほどほどに良い」が通じない場合

おわりに
旅の続きに
介護者の皆さんへ――健康管理専門家と協力する時
 医療専門家
 メンタルヘルス専門家
 鬱病

【著者紹介】
Pouline Boss|ミネソタ大学名誉教授

内容説明

介護者が自分の苦しみの正体を知り、終わりの見えない介護と向き合う7つの指針を、「曖昧な喪失」で知られる家族心理の世界的権威がアドバイス。

目次

第1章 認知症がもたらす曖昧な喪失―失っていくことと生き続けることがいかに共存するか
第2章 喪失と悲嘆が引き起こす複雑な問題
第3章 ストレスと対処と復元力
第4章 終結という神話
第5章 心の家族
第6章 家族の儀式と祝い事と集い
第7章 七つの指針―認知症と歩むために
第8章 美味なる曖昧
第9章 ほどほどに良い関係

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。1985年東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在、精神科医。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学)。和田秀樹こころと体のクリニック院長。一橋大学経済学部非常勤講師。川崎幸病院精神科顧問

森村里美[モリムラサトミ]
1962年生まれ。1986年東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。現在、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryo

1
この本を読んでいるタイミングで義母が入院となり、自身の環境と重ねながら読みました。介護する家族へのメッセージとして、これから起こることへの心構えとして、とても参考になります。2018/03/07

okatake

1
アメリカの家庭心理学者による著作。9章にわたり認知症の方を介護する時の考え方をわかりやすく記述している。アメリカといっても、家族や介護のあり方は日本におけるものとあまり変わりがないのか、日本に住む我々にも充分参考になるものです。認知症を患うことによりそれまでの関係性の変化(曖昧な関係性)にいかに対応するかと復元力(レジリエンス)の2つを主テーマとしてまとめてあります。認知症の方との関係性に悩んでいる方にはヒントとなるものです。2016/02/18

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