出版社内容情報
動作というきわめて独特な現象を解明し、人の生活にいかに重要か、どう役立つかどのように役立たせるか、心の側面から明らかにする。
内容説明
この本は「動作」というきわめて独特な現象を解明し、それが人間の生活にいかに重要か、どのように役立つか、どう役立たせるかを、こころの側面から明らかにするためのものである。
目次
1 動作発見(からだにはこころが必ず関わる;心理臨床における独自性;動作の構造)
2 生活と動作(日常生活における動作;動作は生活を守る;生活と動作の不調;適応困難な生活努力の工夫)
3 健康と不適応への動作対応(生活に役立つ動作のために;動作法における基本動作;リラックスすることの難しさ)
4 治療・援助者の心得(治療・援助への基本の心得;治療・援助者の役割;治療・援助のプロセス)
著者等紹介
成瀬悟策[ナルセゴサク]
1924年岐阜県に生まれる。1950年東京文理科大学心理学科卒業。九州女子大学学長を経て、九州大学名誉教授。医学博士。専攻は教育心理学、臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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