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内容説明
武士道とは何か、日本人はいかにあるべきか。いま彼らの肉声が「侍」の遺伝子を呼び覚ます。
目次
第1章 戦いの心得(争うべきは弓箭にあり、米・塩にあらず―上杉謙信;さだめなき浮世に候へ者、一日先は知れず候―真田幸村 ほか)
第2章 忠義の心得(大君の義、一心を大切に忠勤に存ずべく、列国の例を以て自ら処るべからず―保科正之;日々夜々死を常に心にあつるを以て本意の第一とは仕るにて候―大道寺友山 ほか)
第3章 節義の心得(武士道といふは死ぬ事と見付けたり―山本常朝;至誠にして動かざるものは未だこれあらざる也―吉田松陰 ほか)
第4章 将の心得(思慮ある人の功名は士卒を下知し、大いなる功名をとぐる物也。思慮なき人は槍一本の功名にて大事なることはなし―本多忠勝;事は十中八九まで自らこれを行い、残り一、二を他に譲り以て功を成さしむべし―坂本龍馬 ほか)
著者等紹介
笠谷和比古[カサヤカズヒコ]
1949年、神戸市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。現在、国際日本文化研究センター教授
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