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コモンズの人類学―文化・歴史・生態

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409530313
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C3039

出版社内容情報

自然は誰のものか。アジア・太平洋地域の海と森のコモンズ(共有地・共有資源)の実態を、長年のフィールド・ワークから分析。

内容説明

アジア・太平洋地域の海と森のコモンズ(共有地・共有資源)の文化・歴史・生態を、長年のフィールド・ワークをもとに分析。地球と地域の環境問題を考える指針。

目次

コモンズの人類学
第1部 文化としてのコモンズ(再生するコモンズ―パプアニューギニア低地におけるサゴヤシ利用;サシとアダット―インドネシア東部の資源管理;アブーとモラー―ソロモン諸島マライタ島の海面所有)
第2部 歴史のなかのコモンズ(サンゴ礁の分割と共有―パプアニューギニア・マヌスの海面利用史;マングローブの生態史―タイ南部アンダマン海沿岸域の一〇〇年;森林のゆくえと国家―中国雲南省西双版納の森林利用)
結びにかえて―コモンズの新地平とエコ・コモンズ

著者等紹介

秋道智弥[アキミチトモヤ]
1946年京都府生まれ。京都大学理学部動物学科、東京大学大学院理学系研究科人類学修士課程修了、同博士課程単位修得。国立民族学博物館助手、助教授、教授、総合研究大学院大学先導科学研究科併任教授を経て、2001年より総合地球環境学研究所教授、現在に至る。理学博士。専攻は、生態人類学、海洋民族学、民族生物学。日本、東南アジア、オセアニア地域において、生態人類学的調査・研究に従事。総合地球環境学研究所では、アジア熱帯モンスーン地域の生態史的研究を統括
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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世界各地の人々は自然をどのように利用してきたのか。その様式は近代国家やグローバリズムによってどのような変化を蒙ってきたのか。さらに、持続可能な世界を構築するためには今後何をなすべきか。広義の環境問題について、共有という視点から生態人類学的手法を用いて分析する本。しかしながら、本書でおこなわれているのが大切な議論であることはわかるんですが、私は統計を用いた応用人類学ってすごく苦手なんです。お勉強が足りてませんね。2009/09/12

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