内容説明
ダライ・ラマ14世とドイツのカトリック女性作家ルイーゼ・リンザーのふたりが、「慈悲こそ世界平和への道」という思想のもとに交流した貴重な記録。対話は国際平和大学設立に際し聖地ダラムサラにおいて行われたが、7日間にわたるダライ・ラマへの謁見自体、きわめて例外的である。
目次
ダライ・ラマとの出会い
政治とは何か
ダライ・ラマの選出はどのように行なわれるか
敵意の歴史は長い
ダラムサラへの旅
平和対話の開始
政治に慈悲心?
そもそも武器は必要か
諸宗教における暴力の問題
平和ゾーン創設の提案〔ほか〕