内容説明
青年劇場『銃口』韓国公演良心と苦悩の共感とは。教育、文化、人権・民主主義の韓国各分野の第一人者たちが『銃口』を鏡にして語る日韓の共有する課題と未来。
目次
1 『銃口』とともに韓国へ
2 もう一つの『銃口』創作秘話
3 『銃口』の中に見る韓国の現実
4 「良心囚」は何を感じたのか
5 過去を通して今の生き方に迫る
6 『銃口』が変えた“日本観”
7 共感しあえた人間の良心と苦悩―青年劇場座談会
資料 舞台『銃口』を見ていない読者の方へ―観劇の手引き(あらすじ)
著者等紹介
三浦光世[ミウラミツヨ]
1924年東京生まれ。3歳で家族とともに北海道に移住。1959年堀田綾子と結婚。66年に営林署を退職してから、妻綾子の作家活動を支え続けた。現在、財団法人三浦綾子記念文化財団理事長
黄慈惠[ファンチャヘ]
1969年ソウル生まれ。大元外国語学校フランス語科、韓国外国語大学中国語科卒業。基督教放送スクリプター、季刊『レビュー』編集記者、ソウルYMCA視聴者市民運動本部幹事を経て、2000年より日本に居住。青少年、教師、医療機関、歴史研究団体などの韓日交流コーディネーター、韓国のテレビ・ラジオなど放送メディアの日本現地コーディネーターとして活動。現在ハンギョレ新聞『ハンギョレ21』東京専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。