内容説明
盧武鉉大統領の「弾劾」を総選挙で拒否した韓国。民主化と南北和解への歩みは新しい段階に―。金大中政権以降の政治と社会、国民の変化を気鋭のジャーナリストが活写。
目次
序 弾劾勢力を弾劾せよ!―2004年4月総選挙(与党ウリ党、単独過半数の大躍進;弾劾の底意見抜いた国民―よみがえった大統領選の争点 ほか)
1 金大中から盧武鉉へ(金大中政権の登場―保守と進歩の激闘;2000年総選挙と落選運動―炸裂した市民運動の力 ほか)
2 韓国と北朝鮮―和解・交流と分断の現実(南北首脳会談;南北交流の現場―間近で見た北朝鮮の人々 ほか)
3 米国と韓国―自主と同盟のジレンマ(噴出する在韓米軍への批判―老斤里、梅香里;「消えないろうそく」―孝順、美善の死 ほか)
4 韓国と日本―協力の未来は見えるか(金大中大統領の対日積極外交;01年、教科書問題の激震―変わる韓国人の歴史観 ほか)
著者等紹介
面川誠[オモカワマコト]
「しんぶん赤旗」外信部記者(1997年~)。1964年福島県生まれ。1983年東京外国語大学朝鮮語学科入学、89年卒業。1989~97年ジャパンプレス・サービス。1995年韓国に留学
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