出版社内容情報
ヒトの体重のうち、1-2kgは大腸菌の重量だといわれているように、私たちは多くの微生物とともに暮らしています。身近だけれど目に見えず、普段意識することのない微生物を「キャラ図鑑シリーズ」にして、まじめにわかりやすく解説します。
○表皮ぶどう球菌が皮膚を守る!
○腸内の掃除屋ビフィズス菌
○土の匂いは菌類の匂い!
○ウィルスは宇宙から来た!?
など魅力的な微生物を紹介していきます。
内容説明
菌やウイルスはコワイだけじゃない!きのこ、日本酒の香り、納豆を作るものをはじめ、細菌を食べ尽くすものなど役立つ微生物もいっぱい!
目次
第1章 微生物の基本
第2章 いつも一緒にいる微生物
第3章 出会いたくない微生物
第4章 おいしい微生物
第5章 環境に関わる微生物
第6章 医療を支える微生物
第7章 微生物界のホープたち
著者等紹介
鈴木智順[スズキトモノリ]
東京理科大学理工学部教授。専門は、系統微生物学・微生物生態学・環境微生物などに基づいた応用微生物学や環境農学。環境中に存在する微生物の種類やその活動を、遺伝子の解析や培養実験などを行って研究しているとともに、光触媒を用いた殺菌作用の研究も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tomtom
6
薬になっている菌やウイルスも多いけど、もっと研究が進んで、アレルギーや癌を治したり出来る様になるといいなぁ。2021/12/21
Micky
2
最近、微生物にハマってしまった。 まあ、人体も微生物の集合体のようなものだ。あるいは共生。牛が草しか食べてい=蛋白を摂っていない、があれほどの体が作れるのを不思議に思っていた時期もあったがこれは胃の中の微生物が蛋白質を生産してくれるおかげ。人間の腸の中でも同様の細菌が活躍している。 細菌は悪という認識で誤解されがちだけれどいいお友達も山ほど存在しております。2021/11/28
コージ
0
◆2024/04/28
ぷくらむくら
0
「微生物界のホープたち」の章が面白い。磁性菌細菌は20年ほど前から言われていたけど、あと50年ぐらい経ったらモノになるのかなぁ。2020/11/22