内容説明
いっきに読める古代ローマの人物興亡史。巨大帝国を動かした大政治家・賢帝から暴君・狂帝まで。
目次
第1章 ローマ黎明期から内乱の世紀まで(ロムルス―牝狼に育てられたローマ建国の祖;セルウィウス・トゥリウス王 タルクィニウス・スペルブス王―エルトリア出身のローマ王たち;ブルートゥス コラティヌス―初代コンスルとなった二人 共和政の始まり ほか)
第2章 帝国の誕生から繁栄まで(アウグストゥス―世界帝国を築いた偉大なる初代皇帝;ティベリウス―後継者であることに悩み続けた不幸な人;カリグラ―残酷を極めた狂気の皇帝の末路 ほか)
第3章 帝国の衰退から滅亡まで(セプティミウス・セヴェルス カラカラ―アフリカ出身、セヴェルス朝のスタート;エラガバルス アレクサンデル・セヴェルス―母后に操られた少年皇帝たち;軍人皇帝たち―混沌と危機の時代 ほか)
著者等紹介
森実与子[モリミヨコ]
東京生まれ。慶応義塾大学文学部史学科卒業。美術関係の出版社勤務を経て文筆業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遊未
2
本当にわかりやすく、ロムルスから歴代皇帝がまとめられています。短い中に有名なエピソードがあり、系図、写真、絵画、像などもあるので、古代ローマ入門にもざっと復習したい方にも、ぜひおすすめの一冊です。
リッキー
0
ローマの建国から滅亡までのローマ人の歴史がよくわかりました。 「テルマエ・ロマエ」にも興味があるので、映画までに読んでおこうと思いました。 ハドリアヌス帝は「テルマエ・ロマエ」にも出てくるので面白かったです。 一回読んだだけではわからないこともあったので、また読んでみたいと思います。2012/04/04
kacchan
0
ページ数もそんなにないからしょうがないが、本当にさらっと歴代皇帝について解説するという感じ。簡潔であることは良いことだが、ただ短くすれば良いというものではないと思う。内容不十分で、モヤモヤ感が残ったので、これを解消するためにもっと詳しい解説書を読んでみようと思う。この意味で、読んで良かったと思う。2011/12/26