出版社内容情報
人見知りな小説家・35歳
(亡き母の妹)
素直な姪っこ・15歳
(姉の遺児)
女王と子犬。…まだ慣れない2人。
人見知りの少女小説家・高代槙生(35)が、姉の遺児・田汲朝(15)を
勢いで引き取ってから、同居生活が始まった。
卒業式のため久しぶりに中学校へ登校した朝は、とあるショックな事件により、
親友・えみりに激昂して、学校を飛び出してしまう。
ぐちゃぐちゃな心を抱えて帰った朝。
しかし、家にいるのは?大人っぽくない大人?槙生なのだった。
さて、不器用な女王の反応はーー?
不器用人間と子犬のような姪がおくる
年の差同居譚、素顔が見えてきた第2巻!
ヤマシタトモコ[ヤマシタトモコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
88
一巻だけ読んで止まってました。。でも久しぶりに読んだけどおもしろかった!お母さんも先生も悪気があった訳じゃないから難しいなあ。。2021/05/02
masa@レビューお休み中
78
2巻買うの迷ったのだけど、買って良かった。やっぱり、この世界観好きだなぁ。亡くなった姉の子どもである朝と共同生活をする叔母であり、小説家の槙生。朝の家に行き荷物整理をするシーンは感慨深いというか、痛さを伴う。身辺整理というのはいつだって疲れるし、亡き人を思い出してしまう。朝の卒業式での問題も考えさせられる。自分なら朝のようには考えない。でも、そういう考え方もあるんだなと思った。親子でも友人でもない関係。だからこそ、それぞれの考えや想いを尊重できるのかもしれない。2018/06/07
ネギっ子gen
65
巻末の「ねぞうそれぞれ」の3人の寝姿の絵がお気に入り。因みにわたしは朝派。きっちり布団の中に。正調ゆえ、腰には悪い(これって、年齢がいけばわかる。寝相が悪い方が、体には優しい)。意を決して、槙生は朝に「あなたの家の整理に行こう」と告げる。そこには、“日常”が遺されていた。<取り込まれるはずだった小さなタオル/期限通り返されるはずだった図書館の本>などなど。複雑な思いの槙生……。それでも、何とか片付け、「あとは内に送る分と救世軍」の台詞に反応。いえ、昔、救世軍のそのやつ、ちょっとやってたもんで懐かしく……⇒2020/10/28
ままこ
63
笠町さん初登場。槙生ちゃんの〈「子供だから」「悪気がないから」何を訊いてもいいとは思わない〉は印象的なセリフ。朝ちゃんは確かに、かしこく あどけなく たまに吠える。2024/01/28
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
52
オバとメイの生活。2020/01/08