出版社内容情報
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家族、それは一番近くの他人。
亡き母の代わりに家事を回す26歳の晶子。
ある日突然、家出していた19歳の妹・早織が妊娠して帰ってきた。
激怒した父は自室にこもり、早織はテレビを見ているばかり。
必死に2人の世話を焼く晶子だったが、
感謝ゼロのワガママな家族に我慢も限界で……。
互いを大事にしたいのに
どうにも持て余してしまう不器用家族の物語。
新世代の恐るべき才能・堤谷菜央の初連載作!
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『スニーキーレッド』の
たなと推薦!!!
「堤谷さんの漫画の世界は、可愛くて優しくて、
それでいてとっても鋭くて底が見えなくて…、
晶子さんと一緒に考えました。
なんなの、家族って!」(たなと)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひかる
5
たなと先生推薦の帯に惹かれて。一冊で上手くまとまった内容でなかなか面白かったです。2015/10/31
クマリカ
4
大島弓子的な直球勝負のお話。 家族内の葛藤を軸に人間関係の諸問題を、かなり単純化して描いている。 人生の両端である生と死、その両端を繋ぐ生殖、若さと老いとか。 思い込みによる孤立を避け、寛容な他者理解へと至る真の会話を行う事が、幸福への近道であるというのが、凡庸だけどたぶん真理。 恋愛じゃなくて愛のお話。2015/09/15
shmk
3
前作に比べて内容的には普通に。長男としてはお姉ちゃんの気持ちは分からんでもないなあ。家族は難しいよね。2016/06/30
あずま
2
私も長女なので、晶子さんに心を寄せて読みました。2018/03/14
オシャレ泥棒
2
一枚絵の雰囲気が少し初期の長野まゆみさんのイラストと似ている。2015/09/08
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