アメリカ 流転の1950‐2010s―映画から読む超大国の欲望

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アメリカ 流転の1950‐2010s―映画から読む超大国の欲望

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  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396618025
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0030

出版社内容情報

欲望の正体を求めて。想像力の旅が始まる。
NHK「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」アメリカ編を
完全書籍化
番組では放送されなかったインタビューも収録

理想、喪失、そして分断
アメリカはどこへ行こうとしているのか?

格差、Black Lives Matter、テロとの戦い、暴力、銃、ポピュリズム…
「偉大なる」実験国家の光と影

ジャン=リュック・ゴダール
ブルース・シュルマン
カート・アンダーセン
ジョセフ・ヒース
ジョナサン・ローゼンバウム
アリソン・ウィルモア

戦後から2010年代までを
主に映画のスクリーンから
証言者のコメントを織り交ぜながら考察する

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『世界サブカルチャー史』2冊目となる本書では、
戦後50年代から2 0 1 0年代まで、アメリカの変化を、
映画のスクリーンから、時代を彩った事件などから大衆の欲望の形を読み取り、
その時代を呼吸した人々の息づかいを感じ取ることを試みる。
ポップ、サブ、社会の空気の変遷の物語、
その変化を促すものの正体を捕まえようとする試論だ。
本書では、5人の異才の証言、考察をお届けする。
「超大国」のもう一つの姿が、あなたの中に、浮かび上がることと思う。  (「はじめに」より)
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内容説明

理想、喪失、そして分断。アメリカはどこへ行こうとしているのか?「偉大なる」実験国家の光と影。NHK「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」アメリカ編を完全書籍化。揺れるアメリカ戦後75年の軌跡。

目次

第1部 戦後から60s「理想」から「闘争」へ(理想の50s;闘争の60s)
第2部 70sから90s 「幻想」「葛藤」そして「喪失」へ(幻想の70s;葛藤の80s;喪失の90s)
第3部 2000sから10s 「不信」から「分断」へ(不信の2000s;分断の10s)
「理想」が「分断」に反転する逆説への処方箋

著者等紹介

丸山俊一[マルヤマシュンイチ]
NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサー。慶應義塾大学経済学部卒業後1987年NHK入局。ディレクターとしてフランス、イタリア、ロシアなどヨーロッパ取材をベースに多くの教養特集を構成、演出。プロデューサーとして「英語でしゃべらナイト」「爆笑問題のニッポンの教養」「ニッポン戦後サブカルチャー史」などの異色エンタメを企画開発、現在も「欲望の資本主義」「欲望の時代の哲学」などの「欲望」シリーズの他、時代の変化を読み解く教養ドキュメントをプロデュースし続ける。東京藝術大学客員教授も兼務、社会哲学を講じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まーくん

86
NHK『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』アメリカ編の書籍化らしいが、この番組、自分は観ていないし、本書を読んでも全体を通しての論理というか思想のようなものは掴みきれなかった。ただ1950年代からのアメリカ映画に、その当時の米国の政治・社会の状況が如何に反映されているか、アメリカの”流転”の現代史を「なるほどネ」と理解した。特にリアルタイムで観た、自分の青春時代と重なる60年代からの映画の背景についての読み解きは大変興味深かった。感受性の衰えた?90年代以降はあまり映画も観てなかったことが良くわかった。2023/05/21

yyrn

26
「歌は世につれ 世は歌につれ」は映画にも当てはまる。いまの感覚で観るとそうかな?と思える映画も、当時の社会情勢をていねいに解説されると、どれもが時代が生み出した映画であり、また映画が時代を象徴していたなとも感じられるのだった。だから国境を越えて多くの人々に支持されたのだろうか?▼【理想の】1950年代は核の脅威や人種差別はあったがアメリカは輝いていた(ように見える)。【闘争の】60年代はそれまでの基準・規範・体制に反発する動きが世の中を動かした。【幻想の】70年代はベトナム戦争、オイルショック、環境問題⇒2023/06/30

Satoshi

12
超大国アメリカの変遷を映画にそって解説する。見ていない映画もあったので、レンタルしようかと思う。物質主義に傾倒している社会は分断が進む。大衆は疑問を抱きつつも、その日を暮らしていく。映画はその日々を様々なテーマで描いていく。2023/04/04

スプリント

12
映画から読み解くアメリカという国の隆盛。 幼少のころ娯楽として楽しんでいた映画もその時の時代を色濃く反映していたのだなと実感。2023/03/22

モルテン

11
「世界サブカルチャー史 欲望の系譜」のシーズン1アメリカ編の、ナレーションや解説プラスアルファな内容。この本の前に出た、70年代から90年代の解説を抜粋したものより読みやすく面白かった。不思議なことに、前の本を読み終えた時は、すぐにアメリカ人作家による米国舞台の小説を読める気にならなかったのに、この本を読了した時は、ではアメリカは今どうなってるのか、と読みたくなったこと。たぶん、前の本は90年代の先のアメリカの分裂を示されて暗澹たる気分になったのに対して、本書は徹底的に今のアメリカが解説される→2023/07/11

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