元気の源五体の散歩―「知」を支える頭と体の整え方

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396614973
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

90歳にして健康診断オールA。知の巨人が実践しているちょっとした習慣。

目次

歩けば…―足の散歩
朝飯前―足の散歩
手持ち無沙汰―手の散歩
歯も散歩する―口の散歩
エクササイズ―口の散歩
モン・ジュール―口の散歩
セレンディピティ―口の散歩
ちいさな旅―目の散歩
片づけ―手の散歩
スポーツ観戦―目の散歩
目の保養―目の散歩
耳のよろこび、風の音―耳の散歩
余白の美―目の散歩
座談会―口の散歩
朝考―頭の散歩
耳の忘れ―耳の散歩
動くパーティ―足の散歩
転がる石のように―五体の散歩

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。東京文理科大学英文科卒業後、雑誌「英語青年」編集長、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学大学院教授を経て、現職に。専門の英文学をはじめ、言語学・教育論・ジャーナリズム論など広範なテーマで多数の評論を発表。1923年、愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シナモン

156
散歩は何も足だけを使ってするものではない。「文字を書くのは手の散歩」「厄介な家事もエクササイズと考えれば楽しみになる」「絵画観賞は目の散歩」「デパートで目の散歩を楽しむ」目次だけでもはっとさせられることがたくさん。考え方を柔軟に、明日も五体を散歩させよう。外山滋比古さんには度々生き方のヒントを頂きました。ご冥福をお祈りいたします。2020/08/17

壱萬弐仟縁

34
本を読むのも、目と頭の散歩である(6頁)。手を遊ばせることが多くなったのは、よくないことである(38頁)。職人からすればあり得ないね。耳学問というが、中国では、耳から学ぶことを大切にしたらしい(73頁)。本からの知識は過去形(81頁~)。本ばかり読んでいては、セレンディピティはおこらない(84頁~)。本を買って読む。読んでしまえばもう用はない。ほっぽり出しておくと、どこかへ消えてくれる(107頁)。大正末、文藝春秋が座談会を記事にしたのは、世界的発明(161頁)。2015/12/30

nizimasu

11
外山先生と言えば、最近は「散歩の達人」のイメージも強い。そんな版元のオファーからちょっと強引なタイトルの本が出た。単なる散歩のみならず、口の散歩とか耳の散歩とか、ちょっと強引(笑)。でも先生の散歩で頭がシャープになるという言葉には影響を受けて、ついウォーキングをしてみたら、頭のモヤモヤしていた思考がかなりクリアになるのは先生のおかげだ。しかも今や90代の先生にとってひとつひとつの行動が新しい道なる自分の発見でもあって、むしろ散歩よりも旅なのかもしれないなと思う。家事も自分でこなすってスゴい2014/12/10

まゆみり

3
目の散歩、耳の散歩をしようと思った2015/05/12

スローリーダー

3
齢90にして好奇心旺盛、苔が生えないように兎に角動き回る。足だけの散歩にとどまらない。五体全てを駆使して好奇心を満たすのだ。「耳の散歩」に「手の散歩」等々、柔らかい発想が面白い。2015/02/24

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