H.G.ウェルズの予言された未来の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396614430
  • NDC分類 147.4
  • Cコード C0090

内容説明

“第二次世界大戦”“ピンポイントミサイル”“原爆投下と原発事故”“日中衝突”―数々の予言を的中させてきた天才作家が「最後の作品」に託した私たちの未来とは。22世紀、日本と世界はこうなる。

目次

第1章 発見された“予言書”―遺書として書かれた謎の四行詩
第2章 天才が生きた時代―少年は格差社会に翻弄されていた
第3章 ベストセラーに隠された未来の秘密―『タイム・マシン』と『宇宙戦争』
第4章 来るべきものたちの姿―予言された未来の記録
第5章 ウェルズが透視する二十一世紀―世界はどこへ向かうのか
第6章 誤訳された四行詩―迫りくるインテリジェンスの影
第7章 日本の未来はこうなる―カギは旧約聖書にあった
第8章 「P」が導くこれからの世界―彼らはもう、存在している

著者等紹介

五島勉[ゴトウベン]
1929年、北海道生まれ。東北大学法学部卒業。雑誌記者等を経て「予言研究」の第一人者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

4
H.G.ウェルズ自身が下層階級出身で、『タイムマシン』で階級闘争の行き着く果の人類文明の破綻(労働者階級への恐怖の表われ)、第二作『宇宙戦争(原題は«世界の間の戦い»)』で未来の戦争における毒ガスで大虐殺を予測したのは予言ではなく文中にあるように「タスマニア人に英国がしたこと」の再現(植民地支配の破綻)?『ノストラダムス…』を書いたとき「まともな史料を持たず、伝記的描写をでっち上げた(史実と大違い)」と同じく、ウェルズの詳しい伝記も読んでないようだ(日本を軽視し絶滅するというポジション、著者の結論と真逆)2017/10/22

がんぞ

2
ウェルズの未来予測は、直感ビジョンによる予言ではなく合理的推測というべきで、ウェルズ『地球国家2106』(’33上梓)でユダヤ民族が再びの世界大戦の原因となるが日本の未来を保証しているという/翻訳者に電話し「間違っているところがある」アーモンド花が似た桃の花なのを質問…「ノーべル賞の少なくとも1/3はユダヤ人」?/「漢字文化圏は、表意文字覚えるのに時間を費やしすぎて創造的文化活動ができない」がウェルズの見解。「民間教育局」がローマ字化を進言、その線でGHQは日本の識字率調べたが平均78点、米国より上だった2020/01/31

tomo

2
他の方も仰られているように、前半と後半の緻密さが違うように感じられる。内容はとても興味深いものであった。2013/09/06

やす

1
この間の本から続けて読んでしまった。前半は往年の五島節が炸裂しており、面白いのですが、後半がボロボロでまとまりがなくなり、何かわからんが日本が世界をリードするという話になっている。少々残念。2013/07/15

gotomoon18

0
☆☆☆ 五島勉氏がH.G.ウエルズ氏を語っているように100年後に五島氏自身も予言者として未来人に評価されるかもしれないと本人は気づいているだろうか(^v^)。著者の過去の書籍を今読むと結構的を射ていることがたくさんある。例えば、ここ2.3年で増えた巷によく見かけるマスク姿の私たち日本人、これはどう考えても正常とは思えません。 環境破壊が進んでいるのでしょうか。3,40年前には考えられなかったですね。ノストラダムスの大預言は今なお現在進行形かも知れません!2017/04/20

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