祥伝社新書<br> 長期政権のあと

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祥伝社新書
長期政権のあと

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396116088
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0231

内容説明

憲政史上、最長となった安倍政権(首相在職日数は二〇二〇年七月三十一日時点で三一四一日)。なぜ、安倍政権は長期政権となったのか。そして、長期政権のあとにはどのような事態が出来するのか―。権力の生理を知悉する佐藤優元外務省主任分析官と現代日本政治論を専門とする山口二郎法政大学教授が、歴史から読み解いていく。見えてきたのは、グローバル資本主義の限界と民主主義の行き詰まり、日本社会の変質と衰弱である。日本はどう変わっていくのか。われわれが迫られる選択とはいかなるものか。近未来への提言・処方箋を擁した警世の書。

目次

はじめに―「コリント」技法と日本政治の分析(佐藤優)
第1章 安倍政権の正体
第2章 長期政権が変えた世界
第3章 なぜ、自民党は強いのか
第4章 安倍政権後に訪れる国難
第5章 もはや先進国ではない
おわりに―われわれが選択を迫られた二つの道(山口二郎)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館書記官、国際情報局主任分析官などを経て現職。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)、『知性とは何か』など

山口二郎[ヤマグチジロウ]
法政大学法学部教授。1958年生まれ、東京大学法学部卒業。同大学法学部助手、北海道大学法学部教授、オックスフォード大学セントアントニーズ・カレッジ客員研究員などを経て現職。専門は行政学、現代日本政治論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

79
書店で手に取りお二人の対談ならと購入した最新刊だが、期せずして政局の真っ只中の読了となった。基本、四部に分かれている。安倍政権の総括。長期政権の分析。自民党の分析。そして、今後の我が国と政治の在り方。読み応えある。安倍政権総括と自民党の分析が興味深かった。斬り方も良い。例えば、安倍政権を豊臣政権に擬える等。さてさて、後継者を育てなかった安倍氏が結果またもや投げ出し、戦後総括や高度成長アゲイン幻想も終わりを見せつつある中、コロナ禍という大きな要素も加わり、次政権は短命とは予想されるが、どんな政局が続くのか?2020/08/30

奏市

18
安倍前総理辞任前の対談内容。まさに長期政権の後の政治がどうなるか興味あり手に取ったが、これからの生き方を考え直す端緒になるような良い内容だった。自分はキリスト教徒ではないが(興味は強い)、2人がキリスト教徒でありそういう視座が入っていたことも含め。歴代長期政権の果たした役割を学ぶ事ができた。小泉政権によって良くも悪くも(本書では悪い方の主張強いが)それまでの自民党政治システムが大きく変わったとわかる。日本は親族間殺人の割合が国際的に見ると高いのか。丁度介護疲れによる心中の短編読んだばかりで考えさせられた。2020/12/06

大先生

10
んー、「長期政権のあと」についての言及・提案が少なくないですか?「自民党政権を振り返る(長期政権の条件)」の方がピッタリかと(笑)。本書の方向性としては、新自由主義(利益追求至上主義)を脱して、社会民主主義的政策・高福祉高負担の社会を目指そう!という話で、私は賛成です。ただ、山口氏は自民党や安倍さんを悪く言い過ぎですね。もっとフェアな評価をするべきかと。まあ、フェアな評価をしても仕事が貰えないから仕方ないのかもしれないですけど(笑)。ちなみに、長期政権の条件は、親米+高株価のようです。2021/02/22

武井 康則

9
安倍政権はなぜ長期間政権を保持できたのか。他の長期政権、佐藤、中曽根、小泉等とどう違うのかなど、あるトピックについて二人がある程度まとまったコメントをするという形式で対話ではない。だから、内容は濃い。ただ時系列ではないので頭の中で話をつないでいかなければならない。世界がグローバル化して緊急の危機対応が必要になり、中曽根が構想し、橋本首相が各分野の構造改革をなそうとしたが果たせず小泉へ引き継がれていく。それは内閣の権力集中となり、安倍首相が恣意的に使った結果が現在であるということ。2020/10/07

元よしだ

8
うーむ いまいち 対談本ならよかったのですが… 2020/09/16

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