出版社内容情報
藤井 厳喜[フジイ ゲンキ]
内容説明
2017年1月20日、アメリカではトランプ大統領が誕生した。世間がヒラリー当選を予想する中で、一貫してトランプ当選を確信していた著者は、アメリカは力強く復活すると断言。そしてそれは、日本にもチャンスだと説く。また、今後の日米関係や、閣僚人事から見たアメリカの政策について詳述し、それをふまえて日本がこれからどういう方向に進むべきかを、国防、外交、経済の点から鋭く考察した。はたして日本は、アメリカと対等につきあえる、自立した国になれるのだろうか。
目次
序章 対米自立のチャンスがやってきた(「はした金はいらない」―年俸一ドルの大統領;アメリカン・ドリームを見たい中産階級 ほか)
第1章 新時代の日本の国防―アメリカの保育器から解放される時(ピンチをチャンスに変えよ;在日米軍は撤退しない ほか)
第2章 外交は大丈夫か―情報を持たない日本がとるべき道(無能を曝け出したメディア;日本のメディアはなぜ見誤ったか ほか)
第3章 これがトランプ政権だ(トランプ政権を人事から見る;中産階級の静かな革命 ほか)
第4章 アメリカン・ドリームが復活する(有権者と「契約」したトランプ;アメリカにとっての及第点はどこにあるか ほか)
第5章 日本経済のゆくえ―環太平洋共栄圏は実現するか(環太平洋共栄圏は成るか;ドル高円安のゆくえ ほか)
著者等紹介
藤井厳喜[フジイゲンキ]
1952年、東京都生まれ。国際政治学者。1977年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒。同年から85年までアメリカ留学、クレアモント大学大学院政治学部(修士)を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手、同大学国際問題研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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