目次
1 森の都市EGECの出発点(歴史の転換期に、都市も変貌する;環境問題の対策を出発点とした都市開発はなかった;森の都市EGECに課した二つの目標;都市が宿す森の記憶)
2 森の都市EGECの手法(森の都市EGECの基本的な考え方;都市の最小単位「都市ユニット」の大きさ;「都市ユニット」の計画手法―土地利用;「都市ユニット」の計画手法―経済性の追求 ほか)
著者等紹介
奥野翔[オクノショウ]
建築家。(株)奥野翔建築研究所代表取締役。1940年生まれ。東京理科大学建築学科卒。名古路建築事務所、東京理科大学名古路研究室の勤務を経て、1969年に奥野翔建築研究所を設立。建築及び都市・地域計画のプランニングに従事。1974年~2002年東京理科大学建築学科講師。日本での活動のほか、韓国・ソウル及びプサンのロッテシティ、ロッテワールドの企画・基本構想、モスクワ市内の地区開発計画、ベトナム・ホーチミン市の地区再開発計画、中国・連雲港市の新都市開発など海外の事業でも活躍。現在、長年研究をしてきた複合開発や森との共生都市開発の手法を使いながらこれらの計画を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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oDaDa
2
こういう夢のある本がずっと読みたかった。 地球環境にも配慮しながら、都市が持続的な発展を遂げていくためにはどうしたらいいのか、都市の理想の形を新しい視点で提言している。 もちろん、現実の既に出来上がっている都市の中でどのようにこの理想都市を実現していくかにおいては具体性が欠けるが、一つの提言の書としては面白いと思う。こんな小規模のコミュニティー都市が実現したら面白い、住んでみたいと思わせてくれる内容だった。
christinayan01
0
2007年の本だが今読んでもわくわくする自然と共存する都市計画の提案。やっぱり自然ありきで物事を考えたほうがいいね。品川東口がわりとがんばってるかな。1Fのコンクリ広場を全部森にしてしまった品川がこの本のイメージにやや近いかも。2016/11/03
ゆぅしで
0
開いた瞬間にハァハァした。梅田のガーデンプレイス周辺とかってコレに近いのかな?北ヤードとか阿倍野周辺の都市計画も緑もっと増えれば良いのに…(デモムービーとかやと緑多いけど出来たら結局少なかったってオチにはしないで欲しい)2011/08/03