内容説明
集合住宅を取り巻く環境は様変わりした。夫婦と子ども2人の「標準家族」はすでに多数派ではなくなり、大量の住宅がストックとして余り、新築の着工件数は激減している。本書は、ライフスタイル、共用空間、リノベーション、建替えといったテーマを横断しながら、これからの集合住宅のかたちを浮かび上がらせる最新事例集。
目次
序 集合住宅のリ・デザインへ
01 都市とかかわる個人空間
02 共用空間でつながる住まい
03 サービスを付加した住まい
04 公私境界のデザイン
05 時間の経過と住まい
06 居住者が育てる居住空間
07 住戸・住棟の再生と活用
08 過去と今をつなぐ建替え