内容説明
ポタラ宮をはじめ、シャル、コンカル・ドルジェデン、ペンコル・チューデの三力寺を中心に、仏像と壁画をとおして驚異のチベット密教美術の魅力を存分に伝える。世界初公開の写真を含むカラー図版93点。モノクロ図版48点。
目次
第1章 ポタラ宮―ダライ・ラマの住居
第2章 チベットの自然と有名寺院
第3章 シャル寺―静謐で気品ただよう仏たちとマンダラ
第4章 コンカル・ドルジェデン―乱舞する忿怒尊群
カラー図版でたどる チベット密教美術の世界
第5章 ペンコル・チューデ―壮大無比の立体マンダラ
著者等紹介
正木晃[マサキアキラ]
1953年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化センター客員助教授等をへて、現在、慶應義塾大学非常勤講師。専門は宗教学(チベット・日本密教)。特に修行における心身変容や図像表現を研究。独自にマンダラ塗り絵を考案し、15年以上前から大学の講義などに取り入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。