内容説明
日本人がどんなに節約しても、世界各国の大量消費は止まらず、石油は枯渇する。石油頼みのあらゆる分野―工業、農業、漁業、医薬品は大打撃を受けること必至。だが今、将来に備えてやるべきは省エネではない。代替資源を探し、技術革新をすることだ。では何が次世代エネルギーになるのか?太陽電池や風力か?安全性が疑問視される原子力か?政治と利権、各国のエゴで操作された嘘の情報を看破し、資源なき日本の行く末を模索する。
目次
第1章 エネルギーの現状を把握する―石油、原子力、太陽、水力、風力の問題点(石油はいつまで持つか;原子力は安全か ほか)
第2章 食糧と温暖化問題を考える―エネルギー問題から派生すること(人間の生命エネルギー、食糧の未来;事実に基づかない温暖化問題)
第3章 日本のエネルギー問題―将来に必要な備えとは(石油の代わりはどこにあるのか;原子力発電に頼っていいのか ほか)
第4章 エネルギーの未来と私たちの生活―今後、向かうべき方向とは(世の動きや価値観は30年ごとに変わる;石油がなくなって困る分野の技術開発が必須 ほか)
著者等紹介
武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。工学博士。専攻は資源材料工学。名古屋大学大学院教授を経て、中部大学総合工学研究所教授。多摩美術大学非常勤講師を兼任。名古屋市経営アドバイザー、内閣府原子力委員会および安全委員会専門委員。文部科学省科学技術審議会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tsuyoshi
Yuma Usui
Tomomi Yazaki
わった
あらあらら