内容説明
てんかん、知的障害、脳性麻痺、医療的ケア児、小児科から内科へ適切に移行されず行き場を失う患者たち―。小児と成人、診療所と病院、医療と社会の「かけはし」に―。主治医がハブとなって、切れ目ない医療連携体制をつくる。
目次
第1章 小児期発症慢性疾患患者が陥る「医療の狭間」とは
第2章 なぜ患者たちは医療の狭間に取り残されてしまうのか移行期医療の問題点
第3章 小児期と成人期の医師たちがチームで患者を支える「病診連携」のあり方
第4章 知的障害・身体障害の有無によって異なる患者に合わせた移行期医療
第5章 病診連携によって移行期を乗り越えた患者たち
第6章 小児期発症慢性疾患患者が、成人後も適切な医療を受け続けられる社会へ