内容説明
障害のある人はもちろん健常者にも便利で役立つ。大きめの電気スイッチや、交通系ICカード、標識やピクトグラム。シンプルで、どんな人でも直感的に理解できる―。そんな、実は身近にあふれているユニバーサルデザインについて、知識が深まるエッセイ集。
目次
ライバー活動スタート
バリアフリーとUD
車道と歩道の段差
お手伝いをする時の距離感
UDを考える順番
UDの7原則
UD学校出前授業
三重とこわか大会ボランティアへUD講座
視覚障害者協会でUDトーク
視覚障害について〔ほか〕
著者等紹介
伊藤順子[イトウジュンコ]
1960年生まれ。親の仕事により転校を繰り返し、10代前半でアメリカンスクールを経験。南山短期大学人間関係科卒業後、結婚により三重県に落ち着き、自宅を建てた事で建築に目覚める。国際交流に関するボランティア団体や、「UDほっとねっと四日市」を立ち上げ、2014年から「NPO法人UDほっとねっと」理事長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きゅー
8
UD(ユニバーサルデザイン)を啓発するボランティ団体の代表による解説本。非常にためになる一冊だった。自分は図書館建築という観点からUDに関して学んだが、今回は知識の復習と、新たな知見を得るよい機会だった。一般的にはUDといえば、視覚障害者のための点字ブロック、聴覚障害者のための字幕表示や手話サービスなどが思い浮かぶと思う。しかし、ユニバーサル(=普遍的な、誰にとっても)で利用可能なデザインという意味では、外国人、言語障害者、発達障害者、色覚多様性、幼児や高齢者などさまざまな観点から検討すべき内容だ。2023/07/13
skr-shower
1
他地区図書館本。UDの何たるかと意識をup date。誰でもUDが必要になる時が来る。2022/06/15
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- 和書
- 基礎から学ぶ統計学