内容説明
「北町奉行の行列を襲う」。政争に敗れた元筆頭与力の凶行。想定外の危機から甲斐守を救ったのは内与力・城見亨の忠義心溢れる奮闘だった。だが、一難去ってまた一難。同役の南町奉行がこの醜聞を利用して甲斐守を蹴落とそうとしていた。怒りに駆られた甲斐守は幕政改革にも通ずる秘策を実行に移すが…。勝つも負けるも紙一重、興奮必至の第八弾。書き下ろし。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。97年、小説CLUB新人賞佳作。『孤闘 立花宗茂』(中公文庫)で第十六回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
79
町奉行内与力奮闘記「詭計の理」8巻。主人公城見亨各巻が進むとに成長していますね、いよいよ咲江さんと結婚シリーズ終盤ですね、志村さんが良い役どころ亨さんも沢山学べましたね。2020/06/26
Atsushi Kobayashi
13
先月分より、ちょっと面白い。というか上役が悪っぽいという設定がGoodです2019/03/14
蕭白
5
オチをどこにもって行くのか、気になります。2019/10/26
山内正
4
高輪の木戸を難なく通った 元与力竹林一榮と浪人二人 北町奉行曲渕は老中から城下に刺客をする輩がいると聞く 話は赤城屋からと 一掃せよと 下城する奉行を待つ内与力は 浪人が居るのに違和感を抱く 行列に二人が駆寄る 危なく籠から抜け内与力は竹林を切捨てた後浪人も刺した 騒ぎは隠せないと南町奉行所へ報せを 赤城屋を探れ恨みがあるかどうか 播磨屋は余り賢い男ではないと 翌日城中での失言があり叱責され南町奉行牧野は焦った 何処に差がある? 若い内与力が播磨屋を頼り実績を積んだと配下に聞く 播磨屋が邪魔だ消せ2021/10/19
わたしは元気
4
次、読みます。2020/10/06