ゴーマニズム宣言SPECIAL 民主主義という病い

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ゴーマニズム宣言SPECIAL 民主主義という病い

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784344029392
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

民主主義は、戦争と独裁者がお好き。この1冊で〈知の富裕層〉として勝ち残れ!

内容説明

デモでどれほど「民主主義を守れ!」と絶叫しても世の中は変わらない。そもそも知識人すら民主主義が何なのかわかっていないからだ。国民の多くも挙手で多数決する「学級民主主義」しか知らない。そこで「民主主義生みの親」とされるフランス革命から説き起こしてその幻を葬り、さらに2000年遡って古代ギリシアの民主主義の原点に思いを馳せる。一方、日本の飛鳥時代にすでにその萌芽を見て、大正時代に大きく花開いた思想の核心を解説。西洋とは根本的に異なる日本独自の「公」の意識の存在を明らかにし、「戦後GHQが民主主義を教えてくれた」という誤謬を正す。ドイツでヒトラーが登場したのも、日本が大東亜戦争に踏み切ったのもみんな民主主義のせい。戦後71年、日本人がいまだ解っていない秘密の広場「民主主義」の扉がいま開かれる!

目次

アルページュの美味礼讃
フレンチとギロチン
「ドレイの平和」か「危険な自由」か?
お前の死ぬことが国家に役立つのだ
「国民軍」ゆえのナポレオンの強さ
民主主義と共和主義の違い
フランス革命、その残酷と希望
人権宣言は、男権宣言である
エピキュールの美味礼讃
大人が若者を真似る民主主義社会〔ほか〕

著者等紹介

小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
漫画家。昭和28(1953)年、福岡県生まれ。昭和51(1976)年、大学在学中に描いたデビュー作『東大一直線』が大ヒット。昭和61(1986)年に始まった「おぼっちゃまくん」が大ブームに。同作品で小学館漫画賞受賞。平成4(1992)年、「ゴーマニズム宣言」の連載スタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

269
民主主義とは何か?これだ!とか言うほど民主主義に理解のない人が多い日本社会に疑問を持って執筆された一冊。民主主義が出てきたフランスで取材を中心に練られていたがいつも出てきていない奥様が出てきているのがまず印象的。歴史的にギリシャやフランスなど民主主義の危険性や素晴らしいところが出てきている中、日本社会も民主主義の劣化で危ないなと感じた。逆に民主主義という胡散臭い本に興味をもった。2016/06/01

とくけんちょ

51
小林よしのりは嫌いではない。ただ本作は、あまり明快という訳ではない。あえて言うなら、フランス旅行記、それもあまり格式高くない。本として密度は低め。明快な論理、それこそがこのシリーズの肝だと思うが、重ねて言うと本作は消化不良2020/04/12

Y2K☮

48
犯人はすぐ側にいた。民主主義。綺麗な顔をした彼がテロを生み、ヒットラーに独裁を許し、日本を対米開戦に踏み切らせ、グローバリズムという残酷な格差社会を促進させた。更に彼とセットで語られる国民主権という欺瞞。政治家の劣化を責める前に、我々こそ鏡の前に立つ勇気を持たねば。憲法9条に甘え、アメリカに外交主権を渡し、沖縄に負担を掛け続けた責任を見つめねば。侵略戦争からこの国を守る為の最後のピースが漸く見つかった。それは日本人なら誰でも持っている筈の私利私欲に堕さぬ恥の良識。多様性の尊重。即ち公平・公正・公共の精神。2016/05/26

Y2K☮

42
再読。全国民が賢ければ直接民主制がベストだが現実はそうではない。故に不完全な民主主義がヒトラーを独裁者にし、日本に対米開戦を促し、アラブに混沌をもたらした。格差を生む押しつけがましい自由や脳内お花畑の平等ではなく、日本ならではの公平・公正・公共の精神を踏まえた競争と共存を育むべし。無論米軍からの自立も必要。侵略戦争に巻き込まれるのは御免だから。デモで群れて騒いでも何も変わらない。異なる意見も含めてじっくり学び、議論をする中で何が正しいかを自分の頭で考える個の心。それが衆愚政治を脱する「公民主義」の第一歩。2016/10/31

ヒデミン@もも

32
こんなにもゴーマンなのに、読んでしまった。フランス料理が、あまりにも美味しそうだったから。最近、フランス料理は食べていない。マカロンが美味しそうだった。2018/03/08

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