天才

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344028777
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

高等小学校卒という学歴ながら『日本列島改造論』を引っ提げて総理大臣に就任。比類なき決断力と実行力で大計の日中国交正常化を実現し、関越自動車道や上越新幹線を整備、生涯に30以上の議員立法を成立させるなど、激動の戦後政治を牽引した田中角栄。
その経歴から総理就任時には「庶民宰相」「今太閤」と国民に持てはやされ、戦後では最高の内閣支持率を得たが、常識を超える金権体質を糾弾され、総理を辞任。その後、ロッキード事件で受託収賄罪に問われて有罪判決を受けるも、100名以上の国会議員が所属する派閥を率い、大平・鈴木・中曽根内閣の誕生に影響力を行使。長らく「闇将軍」「キングメーカー」として政界に君臨した。
そんな希代の政治家・田中角栄といえば、類まれな権謀術数と人心掌握術に注目が集まるが、実はスケールが大きいわりに人一倍デリケートな一面があった。浪花節と映画をこよなく愛する、家族思いの人情家だったという。
強烈な個性をもったリーダーが不在の今、自らも政治家として田中角栄と相まみえた著者が、毀誉褒貶半ばするその真の姿を「田中角栄」のモノローグで描く意欲作。

字に強い、駆け引きが上手い、義理人情を欠かさない。
それが高等小学校での男が伸し上がる武器だった――。

内容説明

反田中の急先鋒だった石原が、今なぜ「田中角栄」に惹かれるのか。幼少期のコンプレックス、政界入りのきっかけ、角福戦争の内幕、ロッキード事件の真相、田中派分裂の舞台裏、家族との軋轢…。毀誉褒貶相半ばする男の汗と涙で彩られた生涯!

著者等紹介

石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞、翌年芥川賞を受賞。『化石の森』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『生還』(平林たい子文学賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

535
著者の石原慎太郎が亡き田中角栄を思って書いた一冊。よく他人の人生をここまで自叙伝の様に書けるのがすごいなぁと思った。2016/06/12

遥かなる想い

533
石原慎太郎が描く「田中角栄」。 評伝ではなく、本人になりかわって一人称で 語り続ける。 田中角栄という政治家..やったことは別に すると、政治家としての魅力は確かにあったの だろうと本書を読むと、そう思う。 「俺が」の語りがなぜか可笑しいが 政治史を 田中角栄の視点で書くと こうなるのだろうか。 新たな真実もなく、盛り上がることもなく、 ただ淡々と俺が語り続ける..ひどく奇妙な本だった。2016/05/28

徒花

418
自伝風の小説なので、どこからがフィクションなのかはよくわからない。けっこう昭和後期の政治家が次々と説明もなく登場してくるので、そこらへんに知識がないといろいろわからなくなりそうだけど、きほんてきにはわからなくても大丈夫。んで、読み物としておもしろいのかといえばビミョー。前半、角栄さんが立身出生していくストーリーとか、中国を相手にした駆け引きの場面はおもしろいけれど、ロッキード事件とか国内の政争あれこれになるとつまらなくなる。終盤もちょっと勢いが落ちて、変にグダグダと引退後のことを書いている感じ。2016/04/08

starbro

413
同郷の(堕ちた?)英雄に関しては、小さい時から常に関心を持っています。「日本列島改造論」を小学生の時に父に借りて読んだことを想い出しました。今の時代にこそ田中角栄的、天才的な政治家に登場してもらいたいと願っています。最近の田中角栄ブームに乗じて、石原慎太郎がどう描くか期待して本書を読みました。表紙、タイトルは良いですが、中身があっさりし過ぎで、田中角栄の天才ぶりが伝わって来ません。自伝的な形式なので、淡々となるのはわかりますが・・・仕事で一番関わっている法律が田中角栄提案によるものだと初めて知りました。2016/04/02

Yunemo

342
あれ程までに嫌い、批判してた石原氏が一転して賛辞の意味で書き記します。冷静に実績から言うと、これ程までの政治家が未だに出現していない今日。政治の主体者が保有する権限なるものの正当な行使がいかに重要かつ効果的か、権限の100%活用により世の中を切り開く。大蔵・通算大臣時代の実績が今日脈々と流れている現実、確かに。光と影、両面で第一人者になり過ぎた。特に金の権限の行使により、世論が誘導された経緯は否めず。裏側にある大国米国に切られた、ただそれだけのこと、こういう解釈も。本著による石原氏自身の責任の履行に理解。2016/08/28

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