出版社内容情報
伝統ある社会人類学唯一の専門誌。
奥野 克巳
飢え、食べ、排泄する
――狩猟採集民の食行動をめぐる民族誌
松村圭一郎
国家と市場の人類学に向けて
――経済人類学を再政治化するための試論
小川さやか
トランスナショナルなインフォーマル交易における道義的合法性をめぐって
荒木 亮
オブジェクトとしてのジルバッブ
――「イスラーム復興現象」再考に向けた一試論
デイル・F・アイケルマン
[人と学問] 大塚和夫の人と学問
玉井 隆
[研究動向]グローバル・ヘルス時代におけるアフリカの生物医療と医療人類学
――国家保険医療システムの「不在」の状況に着目して
吉村 竜
[調査報告]個人化と協同性を生きる農民
――ピラール・ド・スール果樹栽培農民の主体的選択にみる農業協同組合の位置
菅沼 文乃
[書評]高橋絵里香『老いを歩む人びと――高齢者の日常からみた福祉国家フィンランドの民族誌』
斉藤 俊介
[新刊紹介]津村文彦『東北タイにおける精霊と呪術師の人類学』
西尾 善太
[新刊紹介]佐藤知久、比嘉夏子、梶丸岳(編)『世界の手触り――フィールド哲学入門』
目次
飢え、食べ、排泄する―狩猟採集民の食行動をめぐる民族誌
国家と市場の人類学に向けて―経済人類学を再政治化するための試論
トランスナショナルなインフォーマル交易における道義的合法性をめぐって
オブジェクトとしてのジルバッブ―「イスラーム復興」再考に向けた一試論
“人と学問”大塚和夫の人と学問
“研究動向”グローバル・ヘルス時代におけるアフリカの生物医療と医療人類学―国家保健医療システムの「不在」状況に着目して
“調査報告”個人化と協同性を生きる農民―ピラール・ド・スール果樹栽培農民の主体的選択にみる農業協同組合の位置
“書評”高橋絵里香『老いを歩む人びと―高齢者の日常からみた福祉国家フィンランドの民族誌』
“新刊紹介”津村文彦『東北タイにおける精霊と呪術師の人類学』
“新刊紹介”佐藤和久、比嘉夏子、梶丸岳(編)『世界の手触り―フィールド哲学入門』