タイムライン―日本の防災対策が変わる

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  • サイズ A5判/ページ数 151p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784331520239
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0036

内容説明

最近の台風・洪水・土砂の災害で自治体の対応の遅れや不備が指摘される中、注目されるタイムライン防災。これを読めば、タイムラインが分かる、出来る、作れる。

目次

第1章 日本の防災の課題とタイムライン(最近の豪雨災害にみる市町村の防災対策の脆弱性;災害対策における市町村の重い責任と課題 ほか)
第2章 タイムラインを作る(作成の留意点と用意すべきことは;タイムラインを作る手順 ほか)
第3章 紀宝町でのタイムラインの作成(タイムライン作成の概要;検討部会の実施 ほか)
第4章 タイムラインで地域を繋ぐ、そして日本の防災が変わる(日本の防災文化を変える可能性がある;被害の様相を共有することを手始めに ほか)
第5章 タイムラインの今後の活用策(対象となる災害;高潮タイムライン作成上の留意事項 ほか)
参考資料(台風に備えた地方自治体のタイムラインの作成例について)

著者等紹介

松尾一郎[マツオイチロウ]
NPO法人環境防災総合政策研究機構(CeMI)環境・防災研究所副所長。東京大学生産技術研究所研究員。日本災害情報学会理事。専門分野は、防災行動計画やコミュニティ防災。シンクタンクで、河川管理やダム管理の標準化に従事し、自然災害分野のエンジニアとして活躍。現法人の立ち上げに関わり「命を守る」ことをライフワークにすることとし専任して12年。地震、津波、火山災害など国内外の災害について調査研究を実施。特にタイムラインについては、我が国では第一人者として多くの市町村タイムライン検討会の座長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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なさぎ

2
高校時代、文化祭の体育館使用で舞台設営・退去を規定時間で完了できるようタイムテーブルを作成したのを思い出した。考え方としては色々と近く、縦・横の連携、計画を絶対視せずイレギュラーに対応する力、個々のブロック・個人単位の指示待ちでない自律的行動、等々、置き換えて考えてみるとなかなか面白い。2019/04/28

AR

0
研修のための一冊。 タイムラインとは災害に備えた準備および災害が起こってからの事後計画。2017/05/06

Tatsuhito Matsuzaki

0
ここにいうところのタイムラインとは、災害時の被害を食い止めるための「事前防災行動計画」。 著者はタイムラインに関する国内での第一人者であり、多くの市町村タイムライン検討会の会長や座長も務めています。 第1章の表紙が常総市の鬼怒川決壊現場の写真で始まり、特に現在の市町村が抱える防災対策の課題に対し、どのように取り組み、そして実際にどのように乗り越えるかを提言。 防災計画や行動計画も、つまるところ全ての人々が常に検証し、失敗から学び、改め、実践行動することが必須なのだと思いました。2016/09/18

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