内容説明
最近の台風・洪水・土砂の災害で自治体の対応の遅れや不備が指摘される中、注目されるタイムライン防災。これを読めば、タイムラインが分かる、出来る、作れる。
目次
第1章 日本の防災の課題とタイムライン(最近の豪雨災害にみる市町村の防災対策の脆弱性;災害対策における市町村の重い責任と課題 ほか)
第2章 タイムラインを作る(作成の留意点と用意すべきことは;タイムラインを作る手順 ほか)
第3章 紀宝町でのタイムラインの作成(タイムライン作成の概要;検討部会の実施 ほか)
第4章 タイムラインで地域を繋ぐ、そして日本の防災が変わる(日本の防災文化を変える可能性がある;被害の様相を共有することを手始めに ほか)
第5章 タイムラインの今後の活用策(対象となる災害;高潮タイムライン作成上の留意事項 ほか)
参考資料(台風に備えた地方自治体のタイムラインの作成例について)
著者等紹介
松尾一郎[マツオイチロウ]
NPO法人環境防災総合政策研究機構(CeMI)環境・防災研究所副所長。東京大学生産技術研究所研究員。日本災害情報学会理事。専門分野は、防災行動計画やコミュニティ防災。シンクタンクで、河川管理やダム管理の標準化に従事し、自然災害分野のエンジニアとして活躍。現法人の立ち上げに関わり「命を守る」ことをライフワークにすることとし専任して12年。地震、津波、火山災害など国内外の災害について調査研究を実施。特にタイムラインについては、我が国では第一人者として多くの市町村タイムライン検討会の座長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なさぎ
AR
Tatsuhito Matsuzaki