英語のイントネーション

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  • サイズ A5判/ページ数 421p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784327401528
  • NDC分類 831.4
  • Cコード C3082

内容説明

英語のイントネーション(声のピッチの上昇と下降)は意味を伝える上で重要な役割を果たしている。本書は英語のイントネーションの機能を理論的に解説し、学習者がイントネーション型を聞き分けて自分で再現できるように、言語学と英語教育双方の観点から記述する。

目次

1 序章
2 トーン:上昇と下降
3 トーニシティ(核の配置):核はどこへ行く?
4 トーナリティー:グループ分け、あるいはIPへの分割
5 3つのTを超えて
6 応用編
附録:表記法

著者等紹介

ウェルズ,J.C.[ウェルズ,J.C.][Wells,J.C.]
1939年、英国ランカシャーのブートルに生まれる。1960年、ケンブリッジ大学卒業(古典学専攻)。1962年、ロンドン大学UCL大学院修士課程修了(一般言語学・音声学MA)。1971年、ロンドン大学UCL大学院博士課程修了(一般言語学Ph.D.)。大学院修了後母校のスタッフとなり、その後研究者としてのキャリアのすべてをUCLで過ごした。1990年から2000年までの10年間、音声学・言語学科長を務める。2006年、退官し名誉教授。国際音声学会(IPA)の会長、世界エスペラント協会の会長等を歴任

長瀬慶來[ナガセヨシキ]
1952年、岡山市に生まれる。1975年、岡山大学英文科卒業(英語学専攻)。1976‐77年ロンドン大学大学院を経て、1978年、岡山大学大学院修士課程修了(英語学専攻)。1991年(ブリティッシュ・カウンシル研究員として)、1994‐95年(文部省在外研究員として)、2006‐07年(文科省研究員として)、ロンドン大学音声学・言語学科客員研究員。佐賀大学文化教育学部教授を経て、山梨大学教育人間科学部教授、同大学院教育学研究科教授、同大学院医学工学総合教育部(博士課程)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

11
明快にして詳細な英語(RP)のイントネーションの教科書。著者はLongman Pronounciation Dictionary (3rd ed.)を執筆した音声学の権威。日本在住の英語学習者にとっておそらく最も習得が難しいであろうイントネーションを音声教材・練習問題付きで丁寧に解説している。他の発音教本のイントネーションの記述ではイマイチわからなかった種々の疑問が、本書でほとんど氷解してとてもスッキリ。ちょっとお高いが、英語をそれっぽく読めるようになりたい人は必読。オススメ。2016/09/12

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