内容説明
コーパスを独自の方法で用いることによって、語法・文法・構文に新たな光をあてた本書では、‐ly副詞、コロケーション、周辺的構文、自由関係詞whatなどについて英語研究の実際を紹介しつつ、コーパス利用の方法論にも言及する。
目次
第1部 コーパスと語法文法研究:コーパスの利用意義と利用の方法論(語法文法研究のための資料としてのコーパス;コーパス利用の方法)
第2部 ‐ly副詞の語法文法(接尾辞‐lyと‐ly副詞;‐ly副詞とそのパターン)
第3部 コーパスとコロケーション研究(コロケーションの定義と種類;有益なコロケーションを認定するための統計値 ほか)
第4部 構文・文法の記述とコーパス(現代英語における周辺的な構文(1):SOV構文
現代英語における周辺的な構文(2):ABC構文 ほか)
著者等紹介
滝沢直宏[タキザワナオヒロ]
1961年千葉県生まれ。筑波大学第一学群人文学類卒業。筑波大学・大学院文芸言語研究科で文学修士号(英語学)を取得。イリノイ大学言語学科博士課程修了。Ph.D.(言語学)を取得。名古屋大学大学院教授を経て、立命館大学大学院・言語教育情報研究科教授。(台湾)東呉大学客座教授(2005年度‐2008年度)、(米国)コロンビア大学客員教授(2006年夏)、京都大学客員教授(2014年度)なども歴任。専門は、コーパスを利用した英語の語法、文法、構文研究
内田聖二[ウチダセイジ]
1949年生まれ。奈良大学教授
八木克正[ヤギカツマサ]
1944年生まれ。関西学院大学名誉教授
安井泉[ヤスイイズミ]
1948年生まれ。筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。