中国の経済大論争

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 298,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326550586
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C3033

出版社内容情報

「市場経済化は間違っている」「政府の市場介入に問題があり市場経済化は間違っていない」経済論争から改革の実相をあぶりだす。

市場経済化が進む中国では、税制、民営化、金融制度、産業政策、外資に対する中国企業の技術開発力の遅れ、教育産業、医療費、大都市での不動産バブル現象、都市と農村の深刻な所得格差の拡大、など、様々な問題が表面化している。こうした問題に対して、中国では経済学者の間でさまざまな論争が起こっている。本書はこれらの論争をそれぞれの問題について考察し、「調和社会」を目指す中国の今後を考える。

内容説明

市場経済化か、政府の市場介入か。経済論争から見えてくる「調和社会」を目指す中国の改革の実相。

目次

市場化巡る大論争 「良い市場経済」を目指せ
国有企業改革 民営化の是非
株式・銀行改革 保護か自由化か
産業政策 高度化か比較優位か
外資政策 経済安全保障
教育産業化 適切か行き過ぎか
医療改革 政府と市場
不動産バブル 構造改革を迫る
三農問題 権利と補償
分税制改革 地方対中央
「調和社会」の建設 均衡と安定
「調和社会」への道すじ

著者等紹介

関志雄[カンシユウ]
野村資本市場研究所シニアフェロー

朱建栄[シュケンエイ]
東洋学園大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。