通貨同盟の経済学―ユーロの理論と現状分析

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  • サイズ A5判/ページ数 386p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326503568
  • NDC分類 338.97
  • Cコード C3033

内容説明

通貨統合とユーロに関するヨーロッパの標準的テキスト。「最適通貨圏の理論」を独自に展開し、それをベースに、ユーロの意義と問題点を簡潔なモデルで説明。EU通貨統合とユーロについて包括的な分析を展開する。

目次

第1部 通貨同盟の費用と便益(共通通貨の費用;最適通貨圏の理論への批判;共通通貨の便益;費用と便益の比較;通貨同盟と政治同盟)
第2部 通貨同盟(不完全な通貨同盟の脆弱性;通貨統合への移行;欧州中央銀行(ECB)
ユーロ圏の金融政策
通貨同盟における財政政策 ほか)

著者等紹介

グラウエ,ポール・デ[グラウエ,ポールデ][Grauwe,Paul De]
1946年ベルギー生まれ。ルーバン・カトリック大学卒業、ジョンズ・ホプキンス大学にてPh.D.IMFエコノミストを経て、ベルギー、ドイツ、イタリア、アメリカなどの多数の大学で客員教授、教授を歴任。1989年日本銀行Visiting Scholar、1991‐2003年ベルギー国会議員、現在、ルーバン・カトリック大学教授(国際経済学担当)。バローゾ欧州委員会委員長アドバイザーグループ・メンバー、多数の経済ジャーナルの編集理事会メンバー

田中素香[タナカソコウ]
1945年福岡県生まれ。九州大学工学部・経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。下関市立大学助教授、東北大学教授を経て、中央大学経済学部教授。経済学博士

山口昌樹[ヤマグチマサキ]
1971年青森県生まれ。東北大学経済学部卒業、住友銀行勤務、東北大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了。現在、山形大学人文学部准教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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