韓国・台湾・中国企業の成長戦略―課題はガバナンスと研究開発

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韓国・台湾・中国企業の成長戦略―課題はガバナンスと研究開発

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326503094
  • NDC分類 335.221
  • Cコード C3033

出版社内容情報

韓国・台湾・中国を中心としたアジア企業は、なぜ、どのようにして急成長を遂げたのか。各企業の成長軌跡を詳細に述べながら、その要因を明らかにする。

アジア企業が急成長した要因を、政府の政策や創業者の経営理念を分析しつつ明らかにする。またアジア企業が日米欧企業にとって部品調達のための下請けとしてのみならず、完成品組立てメーカーとして外注の受け皿にもなることなど、両者の密接な関係を指摘する。一方その直面する課題についても、日米欧企業との比較を交えて検証した。

はじめに

第1章 アジア企業の地位と企業統治構造
 第1節 アジア企業の世界ランキング
 第2節 日米欧・韓台中企業の企業統治比較

第2章 韓国財閥の興亡
 第1節 韓国政府の産業政策と財閥の肥大
 第2節 通貨金融危機と財閥の役割
 第3節 金大中政権の財閥・金融改革
 第4節 LG持ち株会社設立とSK経営権紛争
 第5節 現代グループ分裂と現代自動車の急成長
 第6節 世界企業となった三星電子

第3章 台湾ハイテク産業の成長とその背景
 第1節 産業政策の推移
 第2節 アジア通貨危機の影響は軽微
 第3節 大企業グループの現状と特徴
 第4節 半導体・液晶パネル産業の育成
 第5節 台湾企業の対中投資戦略
 第6節 パソコン産業の成長と特徴

補論 中国家電・ITメーカーの現況と経営戦略

参考文献
索引

内容説明

各国政府の政策や創業者の経営理念を踏まえつつ、各企業がどのような成長軌跡を辿ってきたのかを詳細に分析する。またアジア企業と日米欧企業との密接な関係を指摘するとともに、いま直面している課題についても検証する。

目次

第1章 アジア企業の地位と企業統治構造(アジア企業の世界ランキング;日米欧・韓台中企業の企業統治比較)
第2章 韓国財閥の興亡(韓国政府の産業政策と財閥の肥大;通貨金融危機と財閥の役割;金大中政権の財閥・金融改革;LG持ち株会社設立とSK経営権紛争;現代グループ分裂と現代自動車の急成長;世界企業となった三星電子)
第3章 台湾ハイテク産業の成長とその背景(産業政策の推移;アジア通貨危機の影響は軽微;大企業グループの現状と特徴;半導体・液晶パネル産業の育成;台湾教育行の対中投資戦略;パソコン産業の成長と特徴)
補論 中国家電・ITメーカーの現況と経営戦略

著者等紹介

浅海信行[アサミノブユキ]
1971年早稲田大学法学部卒業。日本貿易振興会(ジェトロ)入会、(財)交流協会台北事務所主任、(財)国際貿易投資研究所研究主幹、駐中国・ジェトロ大連投資アドバイザー、(財)日中経済協会調査部長、中央大学大学院経済学研究科兼任講師を経て、現在、拓殖大学政経学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。