出版社内容情報
第二次世界大戦後に始まった台湾の経済発展はいかにして違成されたのか。初学者にも十分に理解できるよう配慮して執筆された台湾経済の入門書決定版。
内容説明
台湾の経済発展はいかにして達成されたのか。初学者にも十分に理解できるよう配慮して執筆された台湾経済の入門書の決定版。
目次
序章 経済発展の初期条件はいかにして形成されたか
第1章 経済開発政策と経済発展
第2章 経済発展と財政金融システム
第3章 公営企業の民営化政策とその展開
第4章 中小企業の過去、現在と未来
第5章 民主化と貿易改革
第6章 貿易・投資構造の推移:世界貿易構造の長期変化と台湾
第7章 産業技術競争力とイノベーション・システム
第8章 社会政策の展開
終章 経済発展と政治的民主化のモデルとしての現代台湾
著者等紹介
渡辺利夫[ワタナベトシオ]
1939年生まれ。慶應義塾大学大学院経済研究科博士課程修了・経済学博士。筑波大学教授、東京工業大学教授を歴任、現在は拓殖大学学長・同大学大学院長。主著は『成長のアジア停滞のアジア』東洋経済新報社、1985年(吉野作造賞);『開発経済学』日本評論社、1986年(大平正芳記念賞);『西太平洋の時代』文藝春秋、1989年(アジア太平洋大賞);『神経症の時代』TBSブリタニカ、1996年(開高健賞正賞)など
朝元照雄[アサモトテルオ]
1950年生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程修了・博士(経済学)。株式会社日立製作所技術部主任・副参事、ハーバード大学フェアバンク東アジア研究センター客員研究員を経て、九州産業大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。