著作権法コンメンタール〈2〉23条~90条の3

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  • サイズ A5判/ページ数 916p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326402533
  • NDC分類 021.2
  • Cコード C3032

出版社内容情報

わが国の研究者、弁護士、裁判官、文化庁・音楽・放送業界・芸団協の著作権担当者の90人の執筆者が総力挙げて、著作権法、附則、著作権法等管理事業法の全条文を網羅し、総頁3000頁にもわたる本邦初の大コンメンタール。

デジタル時代を迎え激流の中にある著作権法の百出する議論を踏まえ、考えられるあらゆるケースについて解説する。単なる条文解説にとどまらず、立法の経緯や条約との関係、外国の立法例にも言及し、あらゆる文献や判例を参照しつつ、契約実務、権利者団体等による処理実務などの実務の扱いにも目配りした。これからの法を創造、リードし役に立つ現場対応型のコンメンタールである。著作権法の到達した最高研究水準をさらに高め、浸透している実務刊行を幅広く取り上げ、研究、実務に大きく裨益する。

各巻の構成
1巻 1条~22条の2
2巻 23条~90条の3
3巻 91条~124条、附則、著作権等管理事業法

[関連書]
加戸守行 『著作権法逐条講義(五訂新版)』(著作権情報センター 2006)

はしがき
凡例
本書の特色


第2章 著作者の権利

 第3節 権利の内容
     第3款 著作者に含まれる権利の種類
    23条 公衆送信権等
    24条 口述権
    25条 展示権
    26条 頒布権
    26条の2 譲渡権
    26条の3 貸与権
    27条 翻訳権、翻案権等
    28条 二次的著作物の利用に関する原著作者の権利
     第4款 映画の著作物の著作権の帰属
    29条 映画の著作物の著作権の帰属
     第5款 著作権の制限
    30条 私的使用のための複製
    31条 図書館等における複製
    32条 引用
    33条 教科用図書等への掲載
    33条の2 教科用拡大図書等の作成のための複製等
    34条 学校教育番組の放送等
    35条 学校その他の教育機関における複製等
    36条 試験問題としての複製等
    37条 点字による複製等
    37条の2 聴覚障害者のための自動公衆送信
    38条 営利を目的としない上演等
    39条 時事問題に関する論説の転載等
    40条 政治上の演説等の利用
    41条 時事の事件の報道のための利用
    42条 裁判手続等における複製
    42条の2 行政機関情報公開法等による開示のための利用
    43条 翻訳、翻案等による利用
    44条 放送事業者等による一時的固定
    45条 美術の著作物等の原作品の所有者による展示
    46条 公開の美術の著作物等の利用
    47条 美術の著作物等の展示に伴う複製
    47条の2 プログラムの著作物の複製物の所有者による複製等
    47条の3 保守・修理等のための一時的複製
    47条の4 複製権の制限により作成された複製物の譲渡
    48条 出所の明示
    49条 複製物の目的外使用等
    50条 著作者人格権との関係

 第4節 保護期間
    51条 保護期間の原則
    52条 無名又は変名の著作物の保護期間
    53条 団体名義の著作物の保護期間
    54条 映画の著作物の保護期間
    55条 削除
    56条 継続的刊行物等の公表の時
    57条 保護期間の計算方法
    58条 保護期間の特例

 第5節 著作者人格権の一身専属性等
    59条 著作者人格権の一身専属性
    60条 著作者が存しなくなつた後における人格的利益の保護

 第6節 著作権の譲渡及び消滅
    61条 著作権の譲渡
    62条 相続人の不存在の場合等における著作権の消滅

 第7節 権利の行使
    63条 著作物の利用の許諾
    64条 共同著作物の著作者人格権の行使
    65条 共有著作権の行使
    66条 質権の目的となつた著作権

 第8節 裁定による著作物の利用
    67条 著作権者不明等の場合における著作物の利用
    68条 著作物の放送
    69条 商業用レコードへの録音等
    70条 裁定に関する手続及び基準

 第9節 補償金
    71条 文化審議会への諮問
    72条 補償金の額についての訴え
    73条 補償金の額についての異議申し立ての制限
    74条 補償金の供託

 第10節 登録
    75条 実名の登録
    76条 第一発行年月日等の登録
    76条の2 創作年月日の登録
    77条 著作権の登録
    78条 登録手続等
    78条の2 プログラムの著作物の登録に関する特例

第3章 出版権

    79条 出版権の設定
    80条 出版権の内容
    81条 出版の義務
    82条 著作物の修正増減
    83条 出版権の存続期間
    84条 出版権の消滅の請求
    85条 削除
    86条 出版権の制限
    87条 出版権の譲渡等
    88条 出版権の登録

第4章 著作隣接権

 第1節 総則
    89条 著作隣接権
    90条 著作者の権利と著作隣接権との関係
 第2節 実演家の権利
    90条の2 氏名表示権
    90条の3 同一性保持権


著作権法等改正一覧
事項索引
判例索引

執筆者紹介

内容説明

条文解説にとどまらず、あらゆる文献や判例、立法の経緯、他国の立法例や条約、重要論点、実務にも目配りする。2巻では、著作権の権利、著作権の限界、変動、利用、登録、著作隣接権に関わる著作権法第23条~第90条の3を取り扱う。

目次

第2章 著作者の権利(権利の内容;保護期間;著作者人格権の一身専属性等;著作権の譲渡及び消滅;権利の行使;裁定による著作物の利用;補償金;登録)
第3章 出版権
第4章 著作隣接権(総則;実演家の権利)

著者等紹介

半田正夫[ハンダマサオ]
1933年北海道札幌市に生まれる。1956年北海道大学法学部卒業。現在、青山学院院長代行・常務理事、青山学院大学名誉教授、法学博士、弁護士

松田政行[マツダマサユキ]
1948年東京都杉並区に生まれる。1972年中央大学法学部卒業。現在、青山学院大学法科大学院客員教授、中央大学法科大学院客員教授、法学博士、弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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