質的研究アプローチの再検討―人文・社会科学からEBPsまで

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質的研究アプローチの再検討―人文・社会科学からEBPsまで

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  • サイズ B5判/ページ数 400p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326303243
  • NDC分類 301.6
  • Cコード C3031

出版社内容情報

質的研究は機能しているのか。KKV論争をふまえ分野横断的に問題提起に対する応答を整理し、社会科学方法論をアップグレードする。

社会科学方法論争における「質的アプローチを用いた研究から一般的主張や因果主張を結論することができるか」「その主張は説得的か」「その主張の説得性を担保する仕組みはどのようなものか」といった問題提起を踏まえ、その研究手法の内実と説得性確保メカニズムについて、分野間の相違を踏まえた上での総合的な理解を目指す。

内容説明

質的研究はどのように説得性を確保しているのか。KKV論争をふまえて分野横断的に問題提起に対する応答を整理し、社会科学方法論をアップグレードする。

目次

なぜ質的研究アプローチを再検討すべきなのか
質的研究方法論を再検討する契機としてのKKV
KKV論争の後で質的研究者は何を考えるべきか―論争の整理と総括
個別事例研究は何を目指すのか―歴史研究における質的アプローチ
教育研究における質的研究方法論の位置―教育社会学の視座から
「量」対「質」をプラグマティックに乗り越える―生成的因果、GTA、移転可能性
なぜ政策学では1事例のみの研究であっても評価されるのか
事例の観察と知見の一般性の関係―会話分析の場合
質と量はいかに関わりあうか―現代将棋における棋士とソフトの相互作用をめぐって
社会学における「素朴な折衷主義」はなぜ(あえて?)「失敗」してきたのか―“データサイエンス”状況を追い風としつつ、やり過ごすために
Evidence-Based Practicesにとって「良いエビデンス」とは何か―統計的因果推論と質的知見の関係を掘り下げる
「質的」「量的」をめぐる社会科学方法論争の整理―科学哲学の視点から

著者等紹介

井頭昌彦[イガシラマサヒコ]
東北大学大学院文学研究科博士課程後期3年の課程修了、博士(文学)。現在一橋大学大学院社会学研究科・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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