生物学者のための科学哲学

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  • サイズ B5判/ページ数 363p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326103195
  • NDC分類 461.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

生物学の現場に、最前線の科学哲学を! よりよい科学の実践にとって、哲学は贅沢品でなく必需品なのだ。

科学哲学は生物学者にとって役に立つのか?答えはイエスだ。生物学からも刺激を受け、クーンやポパー以降飛躍的に発展してきた科学哲学はいま、生物学者にもっと役立てられるのを待っている。さらに本書は「生物学者のための」と銘打ちつつも、物理学者や心理学者も目を向けるべき科学哲学の主なトピックを展開。最新の実践的入門書!
【原著】Kostas Kampourakis and Tobias Uller, Philosophy of Science for Biologists(Cambridge University Press, 2020)

内容説明

生物学の現場に、最前線の科学哲学を!よりよい科学の実践にとって、哲学は贅沢品でなく必需品なのだ。

目次

なぜ生物学者は科学哲学に目を向けるべきなのか?
生物学における説明は何から構成されているのか?
生物学的知識とは何か?
生物学における理論とモデルとは何か?
生物学の概念はどのように使用され、どのように変容するのか?
なぜ多くの生物学の概念がメタファーであることが問題になるのか?
概念はいかにして科学を前進させるのか?―進化生物学を例として
概念分析は科学の実践にとっていかなる貢献があるのか?―文化進化学を例として
生命科学者はどのような方法を用いるのか?―略史と哲学的含意
地球上の生命の歴史を科学的に復元することは可能なのか?―生物科学と太古の歴史
生物分類の基盤は何か?―自然の体系の探索
生物科学における科学論争とはいったいどのようなものなのか?
生物科学において事実と価値はどのような関係にあるのか?―社会のなかの生物学
創造論の時代の哲学者―生物学の哲学に携わった50年で学んだこと、生物学者に伝えたいこと
生物学者に科学哲学を教えるにはどうすればよいか?

著者等紹介

鈴木大地[スズキダイチ]
筑波大学生命環境系助教、北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)客員研究員。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現職

森元良太[モリモトリョウタ]
北海道医療大学准教授。1975年、広島生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(哲学)

三中信宏[ミナカノブヒロ]
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業環境研究部門専門員、東京農業大学客員教授。1958年、京都生まれ。専門分野は進化生物学・生物統計学

大久保祐作[オオクボユウサク]
情報システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設データ同化研究支援センター特任研究員、同統計数理研究所モデリング研究系および統計思考院特任研究員。北海道大学環境科学院にて博士(環境科学)。株式会社調和技研リサーチャー、北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター特任研究員を経て現職。専門分野は主に生態・進化学における統計的手法の開発応用と、その科学哲学的側面

吉田善哉[ヨシダヨシナリ]
ミネソタ大学哲学科博士課程。1990年、英国生まれ。修士(哲学)。専門分野は科学哲学・生物学の哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さんかくこんにゃく

0
生物学の実践において役に立ちそう話と役に立たなさそうな話が感覚的に半々くらい。だが全体的に中身は薄く、300ページ超を読んだ割に得られたものは少ない。またいくつかしょうもない議論も見られ、ややうんざり。例えば最後の章で「適応」の定義が「過去に環境適応的で今に残った形質」と「今現在(ある時点において)環境適応的であること」の2種類あり、どちらが重要なのかという話が出てくるが、これは本質的にはどちらも重要で、研究対象や観点によって着目度が変わるようなものであり、どっちが重要とかいう二者択一的な考え方は的外れ。2023/11/08

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