出版社内容情報
工学的技術が社会を覆うなかで、私たちはいかに倫理を作り上げていくのか。AI・ロボット・サイボーグをめぐる倫理の基底に迫る。
コンピュータ技術が急速に自動化・高度化・遍在化・ネットワーク化していくなかで、私たちはみずからの存在意義をいかに見出しうるのか。内にある機械的生命・知能への欲望とともに、AI・ロボット・サイボーグ技術にいかに臨むか。AI等の価値とはいったいなにか。責任をいかに分散すべきか。未来の倫理の基礎を鍛え上げる論考。
内容説明
工学的技術が社会を覆うなかで、私たちはいかに倫理を作り上げていくのか。AI・ロボット・サイボーグをめぐる倫理の基底に迫る。
目次
序章 求められる先端技術の倫理
第1章 AI・ロボット・サイボーグに対する社会的眼差しの変化と夢
第2章 人間と機械との同質性と異質性のはざま
第3章 AI倫理の基底
第4章 “社会‐技術”システムおよび人間という自律的・他律的二重体
第5章 サイボーグ倫理
第6章 まとめと展望
著者等紹介
河島茂生[カワシマシゲオ]
青山学院女子短期大学准教授、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員、AIネットワーク社会推進会議分科会構成員、青山学院大学シンギュラリティ研究所副所長、上廣倫理財団AIロボット倫理研究会プロジェクト委員など。2021年度より青山学院大学に異動予定。2002年慶應義塾大学総合政策学部卒業。2004年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了を経て、2010年同博士後期課程修了。博士(学際情報学)。専門は、メディア論、情報倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme