出版社内容情報
将来の人類の宇宙進出の時代を夢見て国際宇宙ステーション、きぼう棟実験、JAXAを旗印に先端科学としての「宇宙生物学」に迫る。
内容説明
地球の誕生に遡り、生物の進化をもたらしながら現在の地球環境に至った諸要因を考察することから始め、地球環境をより良く理解して、生命にとっての宇宙の特殊性の本質に迫る。宇宙における生命の起源、進化、分布、そして未来についてまで考え、我々人類が未来に向けて宇宙をどのように活用し利用していったらよいのか、人類が宇宙に進出する意味について考える。
目次
第1章 私たちを取り巻く宇宙
第2章 人類の宇宙への挑戦
第3章 微小重力が要因と考えられる生物影響
第4章 宇宙放射線が要因と考えられる生物影響
第5章 JAXAによる宇宙開発と宇宙環境の利用
第6章 宇宙への夢
著者等紹介
石岡憲昭[イシオカノリアキ]
1983年東京都立大学大学院博士課程修了、理学博士。同年に米国インディアナ州インディアナ大学生物学科の博士研究員となる。1986年より東京慈恵会医科大学助手、講師を経て1998年宇宙開発事業団(NASDA)に入社。その後機関統合により宇宙航空研究開発機構(JAXA)となりJAXA宇宙科学研究所の教授を務める。2017年宇宙航空研究開発機構を定年退職後、宇宙科学研究所専任教授として、また、総合研究大学院大学物理科学研究科教授を兼務し、および鹿児島大学大学院理工学研究科、医歯学総合研究科客員教授、徳島大学大学院医科学教育部客員教授を務め、現在に至る。専門は宇宙生命科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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