現代地球科学入門シリーズ<br> 地震学

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現代地球科学入門シリーズ
地震学

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  • サイズ A5判/ページ数 473p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320047143
  • NDC分類 453
  • Cコード C3344

出版社内容情報

本書は,地震学を学ぼうとする学生諸君の入門書となることを目指して書かれたもので,第1部~第3部で構成される。
 まず第1部で,地震学の基礎を学ぶ。ここでは,地震学の幅広い事項について網羅的に説明を加えてあるので,地震学の全体を理解することができる。数式に基づく解釈や現象の理解を助けるために,実際に観測された地震波形やデータを示すことを心がけた。第2部では,地震波動の生成・伝搬を学ぶ。可能な限り解析的な解を導出することができるよう配慮してあるので,地震波動の生成と伝播に関する数理の基礎を習熟するのに役立つ。地震は,プレート運動により地球内部に生じた応力を解放するために発生する。このプレート運動は,固体地球内部に生じる対流運動の地球表面への表れである。これらを理解するために,第3部で,地球内部構造と固体地球ダイナミクス,地震テクトニクスについて,最新の成果に基づいて概説する。特に,日本列島のような沈み込み帯で発生する地震について,少し詳しく説明した。
 内容を厳選しページ数ができるだけ多くならないようにしたつもりであるが,それでも500ページを超える。ただし,必ずしも通して読まないで,第1部~第3部までそれぞれを独立して読むことができるよう配慮してある。

第1章 地震と地震学

第1部 地震学概論
第2章 地震計と地震観測
第3章 実体波の伝播
第4章 表面波の伝播
第5章 地震波線と地球内部構造
第6章 地球内部構造の推定
第7章 地震の空間分布
第8章 地震の発生機構
第9章 地震動と地震の規模
第10章 地震の活動

第2部 地震波動
第11章 波動方程式のグリーン関数
第12章 グリーン関数の相反性と表現定理
第13章 点震源断層モデルとモーメントテンソル
第14章 剪断型変位食い違い断層モデルに基づく地震波の生成
第15章 応力解放モデルに基づくクラック形成による静的変位
第16章 地震断層パラメータの相似則
第17章 自由表面への点荷重による静的弾性変形
第18章 水平線震源によるラブ波の励起
第19章 地球の自由振動
第20章 短周期コーダ波
第21章 ランダムノイズの相互相関関数解析に基づくグリーン関数の抽出

第3部 地震テクトニクス
第22章 プレートテクトニクスと世界の地震活動
第23章 地球内部構造とダイナミクス
第24章 日本列島周辺の地殻・上部マントル構造と地震活動
第25章 沈み込み帯の地震とその発生機構
第26章 地震の予知・予測

付録A 弾性波動論の基礎
付録B フーリエ変換と階段関数
付録C 最尤法と最小二乗法の基礎
付録D 参考図書

参考文献

目次

地震と地震学
第1部 地震学概論(地震計と地震観測;実体波の伝播;表面波の伝播 ほか)
第2部 地震波動(波動方程式のグリーン関数;グリーン関数の相反性と表現定理;点震源断層モデルとモーメントテンソル ほか)
第3部 地震テクトニクス(プレートテクトニクスと世界の地震活動;地球内部構造とダイナミクス;日本列島周辺の地殻・上部マントル構造と地震活動 ほか)

著者等紹介

長谷川昭[ハセガワアキラ]
1969年東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻修士課程修了。東北大学理学部助手、助教授、教授、米国カーネギー研究所客員研究員、京都大学防災研究所客員教授などを経て、2008年より現職。現在、東北大学名誉教授、理学博士(東北大学1977年)。専攻、地震学

佐藤春夫[サトウハルオ]
1973年東京教育大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了。科学技術庁国立防災科学技術センター地殻変動研究室室長、東北大学大学院理学研究科教授などを経て、2012年より現職

西村太志[ニシムラタケシ]
1992年東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程修了。東北大学大学院理学研究科助手、准教授、米国ロスアラモス国立研究所客員研究員などを経て、2012年より現職。現在、東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻・教授、博士(理学)(東北大学1992年)。専攻、地震学・火山物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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