内容説明
「教科」と「各教科等を合わせた指導」の関連をどう捉えればよいか?知的障害教育の歴史からひもときつつ、現場の疑問や懸念にこたえる。
目次
第1章 新指導要領における「各教科等を合わせた指導」と各教科(「各教科等を合わせた指導」の意義の確認;懸念事項は何か ほか)
第2章 知的障害教育の歴史から見る教科と「各教科等を合わせた指導」(戦前の知的障害教育の教育内容・教育方法;戦後初期の知的障害教育の教育内容・教育方法 ほか)
第3章 教育課程の二重構造性をひもとく(教育課程の二重構造性とは;なぜ、教育課程の二重構造性か ほか)
第4章 「各教科等を合わせた指導」実践の方向(懸念への回答の前提;前提としての教育課程の二重構造性 ほか)
付章 「各教科等を合わせた指導」の魅力(学校生活の思い出となる魅力;学校生活の思い出にならない魅力 ほか)
著者等紹介
名古屋恒彦[ナゴヤツネヒコ]
植草学園大学教授。1966年生まれ。千葉大学教育学部卒業、千葉大学教育学研究科修了。博士(学校教育学、兵庫教育大学)。千葉大学教育学部附属養護学校教諭、植草学園短期大学講師、岩手大学講師、同助教授、同准教授、同教授(在任中、岩手大学教育学部附属特別支援学校校長)を経て現職。全日本特別支援教育研究連盟副理事長、日本発達障害学会評議員・「発達障害研究」常任編集委員、日本発達障害連盟理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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