目次
第1章 創作指導の側から考える詩の教材性(詩教育の現状と課題;創作指導と受容指導の関連・往還のために)
第2章 「創作のレトリック」を活かす詩の創作と受容(「わたし」を変換して見える世界を広げる―視点・語り手;矛盾の向こう側を見つめて常識を超える―発想・認識;現実を変形させてまだ見ぬ世界を創造する―想像・イメージ;異質な言葉を結び付けて新しい意味を紡ぎ出す―比喩・象徴;感覚と言葉とが初めて出会う現場に分け入る―オノマトペ;声に出して「からだ」と「居場所」を取り戻す―音韻・リズム;漢字と戯れ、文字をオブジェとして眺める―文字・フォルム;ふるさと言葉に切り替えてそのキャラクターになる―方言・語り口)
第3章 わが国の児童詩教育の歴史(わが国の児童詩教育とその歴史;一九五〇年代までの児童詩教育;一九六〇年代の児童詩教育の対立(「児童生活詩」と「主体的児童詩」)
一九七〇年代以降の児童詩教育)
著者等紹介
児玉忠[コダマタダシ]
1962年北海道生まれ。北海道教育大学(旭川校)卒業。大阪教育大学大学院修了。帝塚山学院中学校高等学校教諭、弘前大学教育学部助教授・教授を経て、宮城教育大学教授。全国大学国語教育学会、日本国語教育学会、日本文学協会、日本児童文学学会などに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。